先日、スーペルコッパのミラノダービーを3-0で快勝しているインテル。
今節、リーグ戦で再びミランと対戦しました。
結果は1-0で勝利!!
アタランタ戦に続く、2試合連続のウノゼロで勝ちました。守備が安定してきましたね。
ハイライト
マッチレポート
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
インテル | ミラン | |
---|---|---|
1 | 得点 | 0 |
64.3% | ポゼッション | 35.7% |
15(4) | シュート(枠内) | 4(0) |
5 | ブロックされたシュート | 0 |
8 | コーナー | 0 |
0 | GKのセーブ | 3 |
572(479) | パス(成功数) | 327(243) |
30(5) | クロス(成功数) | 7(1) |
11(10) | ドリブル(成功数) | 11(6) |
145 | ボールロスト | 129 |
52 | 競り合い勝利 | 46 |
13 | タックル | 10 |
8 | インターセプト | 3 |
9 | クリア | 26 |
インテル | 1-0 | ミラン |
---|---|---|
32' | カルル | |
ラウタロ | 34' | |
45' | ディアス メシアス | |
49' | ガッビア | |
55' | レオン オリギ サーレマーカース カラブリア | |
62' | レオン | |
ムヒタリアン アチェルビ | 68' | |
ルカク ジェコ ブロゾビッチ ムヒタリアン ゴセンス ディマルコ | 71' | チャウ ガッビア |
84' | ジルー | |
86' | レビッチ ケア | |
88' | レビッチ | |
ガリアルディーニ チャルハノール | 89' | |
アスラニ バレッラ | 94' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
個人的なレビュー
個人的なゲームのポイントをまとめます。
ポイント
- ミラーゲームを仕掛けてきたミラン
- 起点となったシュクリニアルとバストーニ
- リスク管理ができていたインテル
ミラーゲームを仕掛けてきたミラン
公式戦戦3連敗、その間12失点と守備の崩壊が止まらないミラン。
この試合では守備を重視して、インテルと同じ3-5-2のミラーゲームを仕掛けてきました。
ハイプレスをかけることもなく、ジルーがアチェルビをマークする以外は、全員が自陣に閉じこもって守ります。
しかし、慣れないフォーメーションで戸惑っていたのか、守備のスライドが間に合わず防戦一方となっていました。
ミランは4本のシュートの内、枠内シュートは0本となっています。
起点となったシュクリニアルとバストーニ
前半のミランは、攻撃を捨てて守備に専念していました。
DFラインへのプレスはなく、シュクリニアルとバストーニはフリーでボールを持てていました。
ラウタロのオープニングシュートや、シュクリニアルのアーリークロスからラウタロがヘッドしたシーン等、2人が攻撃の起点になってチャンスを作ることが多かったです。
タッチ数やパス成功数も、2人のスタッツは上位に入っていました。
リスク管理ができていたインテル
前半にビハインドを背負ったミランは、後半にハイプレスを仕掛けてきました。
しかし、インテルは慌てることなく対応します。
何本かハイプレスに嵌められて自陣でボールを失っていましたが、素早い切り替えでピンチの芽を摘んでいました。
決定的なピンチといえば、シュクリニアル上がった際にボールを失い、そのスペースをレオンに使われてカウンターを受けたシーンのみです。
その際もブロゾビッチとバストーニが上手く対応して、事なきを得ていました。
また、攻撃でもルカクを利用して相手を押し込み、ゴールに迫っていました。
前半
インテルが一方的に押し込んだ前半は、開始6分にチャンスを作りました。
バストーニからチャルハノールに繋ぎ、ムヒタリアンからラウタロにパスが通り、PA内で抜け出してシュートを放ちました。
ここは、タタルサヌにセーブされます。
続く10分には、シュクリニアルのアーリークロスにラウタロが頭で合わせて、ポストをかすめました。
攻め続けるインテルは、34分に先制に成功します。
チャルハノールのCKに、ラウタロが頭で合わせてゴールに沈めました。
1-0となって、前半は終了です。
後半
後半に入り、ミランが前からのプレスを強めてきました。
しかし、インテルが上手くいなしながらゲームをコントロールします。
55分にはジェコのクロスにラウタロが右足で合わせて、タタルサヌを襲いました。
終盤のディアスのミドルやテオのFKを凌ぐと、89分にインテルがゴールネットを揺らします。
ルカクのバッグヘッドに抜け出したラウタロがゴールに流し込むも、オフサイドの判定で得点は認められませんでした。
しかし、このままゲームは終了して、1-0でインテルが勝利しました。
選手レビュー
MOMはラウタロ
WhoScored.comによるMOMは、ラウタロでした。
キャプテンマークを巻き、決勝点を決めてチームの勝利に貢献しました。
シュート5本、枠内シュート3本はゲームを通じてトップの数字です。
ハイライトを見ても、ほとんどがラウタロのシュートシーンでしたね。
ポストプレイもかなり上達しており、絶妙なターンでカルルのイエローを引き出すシーンもありました。
開き直ったシュクリニアル
PSGへの移籍が決定的となったシュクリニアルですが、この試合では高いクオリティを見せていました。
移籍問題がひとまず決着し、(重荷になっていた?)キャプテンマークも外れて、肩の荷が下りたのかもしれません。
フリーで持ち上がるシーンも多く、ラウタロへのクロス等含めて攻撃で貢献していました。
タッチ数89回、パス成功数74本はゲームを通じてトップの数字です。
複雑ではありますが、今シーズンはインテルのために全力を尽くして欲しいです。
無双していたバレッラ
この試合のバレッラは、出色のパフォーマンスを見せていました。
タッチ数89回、ドリブル成功数3回はゲームを通じて1位、パス成功数66回は2位の数字を残しています。
自陣でのリフティングキープも衝撃でしたし、相手からボールを全く奪われませんでした。
守備でも、ガッビアとトナリを上手くマークしていました。
また、最後のラウタロのゴールが取り消された時のリアクションは面白かったです。
次節はサンプドリア戦(A)
ミラノダービーの勝利で、リーグ戦は2位をキープしました。
ナポリの調子が良すぎるため、スクデットは厳しいですがCL圏内はしっかり確保したいですね。
次節は、アウェイでサンプドリアと対戦します。
2023/2/14(火) AM4:45キックオフです。
ブロゾビッチも復帰しましたし、CLに向けてこのまま調子を上げていきたいですね。
では!