20-21シーズン マッチレポート

20-21シーズン セリエA 24節インテル×ジェノア

インテルは、CLもコッパ・イタリアも敗退したため、試合が少ないですね。

最近は、週1ペースでしか試合が行われません。

さて、先日リーグ戦が行われました。対戦したのは、ここ7試合負けのない、好調ジェノアです。

ミラノダービーの勝利を無駄にしないためにも、ここは落としたくない一戦です。

 

結果は、3-0の勝利でした!

相手を全く寄せ付けませんでしたね。ハンダノビッチの仕事はありませんでした。

これでインテルは、リーグ戦5連勝です。直近のリーグ戦7試合で1失点しかしていません。

守備がかなり安定してきましたね。

ハイライト

マッチレポート

試合データ

WhoScored.comより引用しています。

インテルジェノア
得点30
ポゼッション50.8%49.2%
シュート(枠内)24(12)3(2)
パス543535
クロス2211
コーナー91
シュートブロック05
タックル149

ジェノアのシュートを3本に抑え、クリーンシートを達成しています。

逆にシュートは24本浴びせ、3点を奪いました。ルカクは、1人でシュート7本を放っています。

開始30秒の先制点

ミラノダービーに続き、この日も試合開始早々に先制点を奪いました。

相手のロングボールを拾ったバレッラが、すぐさまルカクに縦パス。ダイレクトで落としてラウタロからリターンをもらい、ルカクが相手DFと1体1になります。

ドリブルでPA手前まで運び、右足でグラウンダーのミドルシュート。相手DFの股を抜き、ペリンを破ってゴール左に決まりました。

素晴らしいカウンターでしたね。

 

ロングカウンターで追加点を狙うインテルは、重心を低くして守ります。

ジェノアはスペースを見つけられず、攻めあぐねていました。

また、守備時はハイプレスでボールを取りに来ていましたが、インテルが一枚上手でした。綺麗にパスを回し、カウンターを決めていました。

バレッラ、ブロゾビッチ、エリクセンの中盤は、基本的なスキルが高いため、見ていて安心しますね。

ちょっとやそっとのプレスでは、ボールを失うことはありません。

また、奪ってからのパスの精度が高いため、チャンスに繋がりやすいです。

守備も安定しています。バレッラとブロゾビッチはハードに守れますし、エリクセンも適切なポジショニングができています。

セリエ全体で見ても、No1といえる完成度の高い中盤になっているのではないでしょうか。

 

おかげで、次々と決定機が生まれていました。ラウタロも積極的にシュートを放っていましたね。オーバーヘッドを放つなど、身体能力の高さを見せていました。

また、ここ最近のラウタロは、守備での貢献度が高いですね。この試合でも、プレスバックしてボールを奪うなど、守備意識の高さを見せていました。

スクデットが視野に入り、燃えているのでしょうか。

 

前半は、攻め続けるも追加点を奪えませんでした。ペリンが当たっていましたね。

余裕のある試合運び

後半に入っても、危なげなく試合を進めていました。

特にダルミアンは調子が良さそうでしたね。

攻撃の時は常に顔を出し、数的優位を作っていました。

ルカクが相手を引きつけるため、右サイドにスペースが生まれ、そこにポジショニングしていました。

69分にダルミアンが決めた追加点は、まさにそんなシーンでしたね。

ルカクがゴール前でキープし、3人を引きつけます。空いたスペースにダルミアンがポジショニング。ルカクが丁寧に出したボールを、ダイレクトで叩きゴールです。

ほとんどチャンスを作れていないジェノアに、2点を奪うのは厳しく、この得点で試合がほとんど決まりました。

 

77分には、交代直後のサンチェスが決めます。

左サイドを突破したペリシッチが高速クロス。ルカクが左足で合わせ、こぼれ球をサンチェスがヘディングシュートで叩き込みました。

最初はオフサイドの判定でしたが、確認の結果得点が認められました。

サンチェスはファーストタッチでゴールです。

 

この得点で、試合が完全に決まりました。

危なげなく試合を進め、3−0の勝利です。

盤石の試合運びでしたね。エリクセンとペリシッチがフィットして、今シーズン一番いいチーム状態になっています。

この完成度のチームを、CLでも見たかったですね。

選手レビュー

躍動したダルミアン

サブに回る事が多いダルミアンですが、出場した試合では常に安定したパフォーマンスを見せています。

WhoScored.comによるとこの試合でも、タックルを4回(チーム1位)、得点も1つ奪いました。

攻撃時は、常にスプリントして数的優位を作っていましたね。

ハキミと好調のペリシッチがいるため、中々スタメンで出る機会はありませんが、サブにダルミアンがいると安心します。

 

ちなみに、この試合で得点した3人は全員元マンチェスター・ユナイテッドのメンバーです。

直接的にも間接的にも、マンUから移籍してきた選手は、全員当たっていますね。

怪物ルカク

ここ最近のルカクは、別格の働きを見せていますね。

現時点で、セリエAのCFでNo1と言っても、過言ではない気がします。

セリエAの、2月度月間MVPも獲得しました。2月の4試合で、4ゴール3アシストの活躍です。

この試合でも、1ゴール1アシストを決めてくれました。

1体1の状態になったら、相手は止める術があるのでしょうか。ルカクに複数人のマークが付くのも、仕方ない気がします。

現在、リーグ戦18ゴールで得点ランキングは2位です。1位はC・ロナウドの20ゴール。

是非、得点王も狙って欲しいですね。

カペッロも絶賛する万能型MF

カペッロ曰く、バレッラは欧州でも3本指に入るMFとのことです。

嬉しいですね。実際、インテルにとってそれくらい重要な選手になっています。

WhoScored.comでこの日のデータを確認すると、キーパス7本(チーム1位)を出しています。

また、PAの外から左足で放ったコントロールショットは、クロスバーを叩きました。

 

今季の公式戦では、3ゴール10アシストとカペッロがベタ褒めするのも分かります。

確かなテクニック、無尽蔵のスタミナ、適切なポジショニング、ハードな守備と全てを高いレベルで兼ね備えています。

また、ドリブルで相手を抜くこともできますし、シュートも正確なので、本当に素敵ですよね。

長くインテルに残って欲しい選手です。

 次節はパルマ戦

次節は難敵パルマとの戦いです。

前半戦では、ジェルビーニョに2ゴールを許し引き分けています。

お互いカウンターに特徴があるので、楽しみな試合ですね。

 

ジェルビーニョは怪我のようですが、間に合うのでしょうか。

ここ最近は、ジェルビーニョにやられているので、気になるところです。

どちらにしても、ユーベもじわじわ上がってきてますし勝って欲しいですね。

2021/3/5 (金) 4:45 キックオフです。

 

では!

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