22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン コッパ・イタリア ラウンド4 1stレグ ユヴェントス×インテル

リーグ戦ここ5試合で1勝4敗と、大不振に陥っているインテル。

今回はコッパ・イタリアの準決勝1stレグで、ユヴェントスと対戦しました。

結果は1-1でドロー。

終了間際のゴールで追いつく事ができました。

ハイライト

マッチレポート

フォーメーション

試合データ

SofaScoreより引用しています。




ユヴェントスインテル
1得点1
38%ポゼッション62%
10(3)シュート(枠内)12(4)
1ブロックされたシュート2
4コーナー3
2ビッグチャンス2
3GKのセーブ2
423(369)パス(成功数)692(633)
18(6)クロス(成功数)20(8)
15(10)ドリブル(成功数)8(7)
91ボールロスト83
33競り合い勝利35
2タックル11
10インターセプト8
15クリア12
ユヴェントス1-1インテル
41'ブロゾビッチ
ミレッティ
ファジョーリ
キエーザ
ディマリア
65'
69'ルカク
ジェコ
ゴセンス
ディマルコ
ミリク
ブラホビッチ
73'
80'ルカク
81'ドゥンフリース
ダンブロージオ
アスラニ
ブロゾビッチ
クアドラード83'
86'コレア
ラウタロ
ミレッティ89'
クアドラード95'ルカク
ルカク
ハンダノビッチ

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


試合分析

  • 保守的に試合を進める両チーム
  • 揺さぶりをかけて穴を狙うインテル
  • ミリク投入の効果
  • 運が味方したインテル

保守的に試合を進める両チーム

4月は過密日程のため、両チーム共に保守的な戦い方を選択しました。

スタミナの消耗を防ぐため、前線からのプレスをかけず、ブロックを組んで守る戦術です。

その中でも、よりボールを保持したのはインテルでした。

試合全体で62%の保持率を記録し、ユヴェントスの守備ブロックを崩そうと狙っていました。

揺さぶりをかけて穴を狙うインテル

インテルはブロゾビッチを中心に、ユヴェントスの5-3-2のブロックを揺さぶっていました。

縦パスを差し込む機会をうかがい、数回にわたって決定機を作り出します。

しかし、それらのチャンスを仕留めきれず、得点を奪えませんでした。

32分40秒のシーン

ミリク投入の効果

ミリクの投入により、ユヴェントスは流れを引き寄せることに成功しています。

ミリクはポストプレイが上手く、サイドに流れたり、動き回ることでDFラインを下げさせることができます。

クアドラードのゴールシーンも、インテルのDFラインをPAの中まで下げさせたことで、ラビオが良い位置でフリーとなり、クロスを送っていました。

ロカテッリもゴール前に入ったことで、インテルのDFはクアドラードのマークにつくことができず、得点に繋げられてしまいました。

83分のクアドラードのゴールまで

運が味方したインテル

試合終了間際、ブレーメルのハンドでPKを獲得したインテルは、ルカクが確実にゴールを決めました。

ブレーメルは誰かと競っていた訳ではないので、運が味方したと言えます。

しかし、ルカクは得点後に相手サポーターを挑発したとして2枚目のイエローカードを貰い退場となりました。

報道によると、彼は人種差別を受けたらしく、事実であれば退場は厳しすぎるように思えます。

雑感

イタリアダービーの1stレグは、1-1のドローとなりました。

両チームともリスクを負わない戦い方を選び、ブロックを作って守っていたため、チャンスは多く生まれていません。

インテルが基本的にボール保持をしており、ブロゾビッチを中心にボールを持ちながら縦パスを狙っていました。

ラウタロは何回か引いてもらおうとしていましたが、良いタイミングでパスは出ず。バレッラはラビオを引きつけて、ダンブロージオがフリーで触るためのスペースを作っていました。

先制点はクアドラードによるもので、左サイドに人を集められ、ファーにいた彼をフリーにしてしまいました。

しかし、終盤にブレーメルのハンドでPKをもらい、ルカクが決めました。その後、ルカクはサポーターを挑発したことからレッドカードをもらっています。

ハンダノビッチとクアドラードも退場処分となったようです。

ここ2試合のインテルは、ハイプレスをやめてブロックを作って守る戦い方を選んでいます。

守備は安定しており、チャンスも作っていますが、最後の決定力が足りていません。ラウタロのシュートチャンスも、少なくなっています。

MOMはクアドラード

SofaScoreによるMOMは、クアドラードでした。

貴重な先制ゴールを決めています。

ただ、その後のゴールパフォーマンスのダンスは、少しウザかったですね。

年齢を重ねているにも関わらず、危険な位置に入り込み得点を決める決定力は健在です。スピードは以前ほどではありませんが、その代わりに、豊富な経験を活かしたプレーを見せています。

また、守備においても、ディマルコに対してしっかりと対応していました。

次節はサレルニターナ戦(A)

ルカクとハンダノビッチの退場もあり、後味の悪い試合となりました。

しかし、何とか公式戦の連敗を止めることが出来ました。

次節はサレルニターナと対戦します。

2023/4/8(土) AM0:00キックオフです。

ここはしっかりと勝って欲しい試合です。

では!

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