22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン セリエA 29節 サレルニターナ×インテル

第25節のレッチェ戦以降、公式戦で勝利のないインテル。

今節は下位に沈む、サレルニターナと対戦しました。

結果は1−1のドロー

終盤のカンドレーヴァのゴールで、引き分けに持ち込まれました。

インテルのトンネルは、まだ続きそうです。

ハイライト

マッチレポート

フォーメーション

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




サレルニターナインテル
1得点1
43.5%ポゼッション56.5%
11(3)シュート(枠内)25(11)
1ブロックされたシュート6
2コーナー8
1ビッグチャンス3
10GKのセーブ2
416(341)パス(成功数)540(451)
14(7)クロス(成功数)18(11)
15(10)ドリブル(成功数)6(2)
115ボールロスト112
15競り合い勝利50
4タックル10
13インターセプト17
16クリア17
サレルニターナ1-1インテル
6'ゴセンス
34'デ・フライ
クリバリ38'
ディア
ブロン
45'
エコング
ピロラ
カヴィグリア
クリバリ
66'ラウタロ
コレア
ブロゾビッチ
バレッラ
ガリアルディーニ
アスラニ
カヴィグリア70'
75'ディマルコ
ゴセンス
ボヒネン
フィルヘナ
79'
ボトハイム
カスタノス
85'ジェコ
ルカク
89'ガリアルディーニ
カンドレーヴァ90'

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


試合分析

  • 守備ブロックを作るも穴の多いサレルニターナ
  • 後半からプレスをかけるようになったサレルニターナ
  • 決定力を欠くインテル
  • 悪い流れを象徴するような失点

守備ブロックを作るも穴の多いサレルニターナ

前半のサレルニターナは、守備に重点を置いていました。

5-4-1の守備ブロックを形成し、カンドレーヴァとカスタノスが下がって守備ラインを補強します。

しかし、守備ブロックが下がりすぎることで、最終ラインと2列目の間にスペースができることがありました。

攻撃面では、前線のカンドレーヴァが中盤まで降りてボールをつなぐ役割を担いましたが、攻撃はあまりうまくいかず、ちぐはぐなプレーが目立ちました。

22分5秒のルカクのシュートまで

後半からプレスをかけるようになったサレルニターナ

1点ビハインドのサレルニターナは、後半に入って前からプレスをかけるようになりました。

3トップを中心に高い位置からプレスをかけ、攻撃時には前線に積極的に人数をかけていました。

裏のスペースが空くというリスクがありましたが、オチョアを中心にチーム全体が粘り強く守り、インテルの攻撃を凌いでいました。

決定力を欠くインテル

最近の試合でもそうですが、インテルは決定力を欠いています。

オチョアが当たっていたとはいえ、もう1点決めていれば勝てた試合でした。

ルカクはゴール前で押し込むだけのヘディングを外してしまったり、ラウタロは1対1でのシュートをキャッチされるなど、チャンスを決めきれなかったのが痛かったです。

1点リードした状態で相手が攻め込んできたところを、カウンターで止めを刺すという盤石の試合運びを、たまには見せて欲しいです。

悪い流れを象徴するような失点

インテルは追加点を決められなかったツケを、最後に支払いました。

90分に、カンドレーヴァのクロスがそのままゴールに入ってしまいました。あのシーンはジェコも近くにいたため、ディマルコはカンドレーヴァにもう少しプレスをかけても良かったかもしれません。

しかし、失点は仕方のないものであり、追加点を奪えなかったのが悪いですね。

雑感

インテル対サレルニターナの一戦は、1-1のドローで終わりました。

前半は両チームともリスクをかけずに戦うも、ゴセンスのゴールでインテルが幸先よく先制しました。

後半はサレルニターナが前から来ていたため、インテルは引きつけて裏へのパスを狙いましたが、良いカウンターができず、決定機も決めきれませんでした。

ルカクはビルドアップで貢献するも、ポストプレイしか頭になさそうなのが気になります。もう少し、裏抜けなどを狙っても良さそうです。

サレルニターナは、カンドレーヴァが危険な攻撃を仕掛けていました。そして、終盤にカンドレーヴァのクロスがそのままゴールとなっています。

インテルは、追加点を奪えなかった代償を払いドローとなりました。

選手レビュー

WhoScored.comによるMOMは、オチョアでした。

10セーブを記録して、インテルの攻撃を1点に抑えました。

W杯の度に、オチョアのビッグセーブを目の当たりにしていましたが、この試合でも健在であることを見せられました。

ルカクのヘディングがクロスバーに当たり、デ・フライが押し込んだ時のセーブは素晴らしかったです。

37歳でありながら、衰えを感じさせないGKです。

次節はベンフィカ戦(A)

インテルはあまりにも調子が悪いですが、4月は過密日程が続きます。

次はいよいよCLベスト8の1stレグで、ベンフィカと対戦します。

2023/4/12(水) AM4:00キックオフです。

アウェイですし、せめてドローに持ち込んで欲しいですね。

では!

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