1ヶ月以上、公式戦で勝ちのないインテル。
今回はCLラウンド8の1stレグで、ベンフィカのホームに乗り込みました。
結果は0-2で勝利!!
1ヶ月ぶりの勝利で、CLベスト4進出に大きく前進しました。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
ベンフィカ | インテル | |
---|---|---|
0 | 得点 | 2 |
57.6% | ポゼッション | 42.4% |
12(2) | シュート(枠内) | 9(4) |
4 | ブロックされたシュート | 2 |
4 | コーナー | 6 |
4 | ビッグチャンス | 5 |
2 | GKのセーブ | 2 |
605(530) | パス(成功数) | 432(361) |
17(1) | クロス(成功数) | 23(4) |
21(12) | ドリブル(成功数) | 15(10) |
129 | ボールロスト | 119 |
35 | 競り合い勝利 | 53 |
11 | タックル | 20 |
7 | インターセプト | 17 |
18 | クリア | 20 |
ベンフィカ | 0-2 | インテル |
---|---|---|
シウバ | 22' | |
50' | ブロゾビッチ | |
51' | バレッラ | |
63' | ルカク ジェコ コレア ラウタロ ゴセンス ディマルコ | |
ネレス フロレンティーノ | 64' | |
82' | ルカク | |
83' | ジェコ | |
87' | ダンブロージオ ドゥンフリース | |
91' | デ•フライ バストーニ |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- ベンフィカの流動的なビルドアップ
- インテルのハイプレスと強固なブロック
- 先制点とカウンター仕様へのシフト
- オナナのビッグセーブ
ベンフィカの流動的なビルドアップ
ベンフィカは、各選手が流動的にポジションを変えながら、ビルドアップを行っていました。
サイドバックは高い位置を取り、ウィングのアウルスネスやジョアン・マリオは積極的に下がってボールに触ることで攻撃を展開。
センターバックが幅を取れば、中央にフロレンティーノやシキーニョが下がり、逆に幅を狭めればサイドの位置にボランチが下りてきて、3バックの形を取っていました。
ベンフィカの選手たちは、インテルの守備陣を混乱させるために、柔軟に位置を変えながら攻め上がっていました。
インテルのハイプレスと強固なブロック
ベンフィカの流動的なポジションチェンジに対し、インテルは釣られることなく守備を行っていました。
守備ブロックを形成し、中央を固めることで危険な位置への侵入を防ぎます。
また、相手陣内で奪えそうな時には積極的にハイプレスをかけ、ボールを回収することで攻撃に繋げていました。
インテルは、バランスの良い守備ができていたと思います。
先制点とカウンター仕様へのシフト
先制してからのインテルは、基本的にブロックを作って守りを固めていました。
そして、63分にジェコとラウタロに代わって、ルカクとコレアを投入し、カウンター用に機動力のある2トップにチェンジ。
さらに、ゴセンスも投入して、守備力を強化しました。
実際にルカクがボールを収めて、コレアが裏に抜けるシーンも多く見られました。
オナナのビッグセーブ
試合終了間際、ブロゾビッチのミスからラモスがチャンスを迎えるも、オナナが素晴らしいセーブでシュートを防ぎました。
もしこれが決まっていたら、2ndレグに大きな影響が出ることになっていたでしょう。
また、前半の決定機も見事にセーブしてくれたオナナは、信頼できる守護神としてチームに貢献してくれました。
雑感
インテルが、アウェイで0-2と完勝しました。
リーグ戦とは違い、完璧な試合運びを見せてくれました。
しっかりと守備ブロックを作り、ベンフィカにスペースを与えず、決定機もほとんど作らせていなかったです。
前半はお互いにほとんど決定機がなかったですが、後半にバストーニのアーリークロスをバレッラが頭で合わせてゴールを奪いました。
その後はカウンターを狙っていました。ルカクとコレアを投入して、カウンター仕様にチームを変更。ルカクがボールを収めて、コレアが裏を狙う形で攻めていました。
また、77分にもバストーニのアーリークロスから、ドゥンフリースが決定機を迎えました。
その後の流れで、ドゥンフリースのクロスをジョアン・マリオがハンドしてPKを獲得。そのPKを、ルカクが確実に決めました。
ベンフィカはSBが高い位置を取って、マリオとアウルスネスのウィングが下がってボールに触る形で攻めていました。
また、CBの間や脇に、中盤の選手が下りてビルドアップを行っていました。しかし、ブロックを作るインテルを崩せず、ハイプレスにもハメられて、中々前進できていませんでした。
とにかく、アウェイで2点差の勝利は大きいです。久々のベスト4が見えてきましたね。
MOMはバストーニ
WhoScored.comによるMOMは、バストーニでした。
先制点のアシストに加えて、2点目のPKに繋がるアーリークロスは見事でした。
キーパス2本に加えて、タックル3回、クリア4回と攻守で躍動しています。
バストーニとバレッラのラインでの得点は久々でした。
本人はバレッラにパスを出さないと、彼に怒られると語っていました。
次節はモンツァ戦(H)
インテルは公式戦1ヶ月ぶりの勝利で、CLベスト4に向けて大きく前進しました。
次はリーグ戦で、モンツァと対戦します。
2023/4/16(日) AM3:45キックオフです。
しっかりと勝って、来シーズンのCL出場権の獲得を確保したいですね。
では!