前節エンポリに完勝し、浮上のきっかけを掴んだインテル。
今回は、コッパ・イタリアの準決勝2ndレグでユヴェントスとのイタリアダービーを行いました。
結果は、1-0で勝利!!
合計スコアは2-1となり、2年連続の決勝進出を果たしました。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
インテル | ユヴェントス | |
---|---|---|
1 | 得点 | 0 |
41% | ポゼッション | 59% |
11(4) | シュート(枠内) | 5(3) |
3 | ブロックされたシュート | 0 |
3 | コーナー | 3 |
1 | ビッグチャンス | 0 |
3 | GKのセーブ | 3 |
389(323) | パス(成功数) | 566(488) |
23(3) | クロス(成功数) | 17(1) |
15(7) | ドリブル(成功数) | 20(14) |
118 | ボールロスト | 124 |
47 | 競り合い勝利 | 50 |
18 | タックル | 14 |
10 | インターセプト | 5 |
10 | クリア | 13 |
インテル | 1-0 | ユヴェントス |
---|---|---|
ディマルコ | 15' | |
46' | ミリク コスティッチ | |
59' | ロカテッリ | |
63' | パレデス ロカテッリ | |
ルカク ジェコ ブロゾビッチ バレッラ | 68' | ダニーロ ボヌッチ |
ゴセンス ディマルコ コレア ラウタロ | 78' | ポグバ ミレッティ |
ガリアルディーニ チャルハノール | 83' | |
ムヒタリアン | 90' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- ハイプレスで相手を窒息させるインテル
- オナナが持ったときのアチェルビの立ち位置
- カウンターを狙いブロックを固める後半
- ユヴェントスの攻撃をシャットアウト
ハイプレスで相手を窒息させるインテル
インテルは前半から、ハイプレスをかけてユヴェントスを苦しめていました。
バレッラは左CBのサンドロにプレスをかけるなど、守備のスイッチ役を担います。
ボールを失った時も、素早い切り替えでプレスを行い、相手の攻撃を遅らせることでカウンターを未然に防いでいました。
積極的な守備でゲームを支配して、早い時間帯に先制点を奪うことにも成功しています。
オナナが持ったときのアチェルビの立ち位置
インテルがハイプレスをかけられた時に、よく行うビルドアップの形があります。
オナナがボールを持った時に両脇のCBが開き、アチェルビがボランチの位置まで上がり、パスを引き出す形です。
20分には、この形でユヴェントスのプレスをかいくぐって、攻撃に繋げていました。
カウンターを狙いブロックを固める後半
前半にハイプレスをかけていたインテルですが、後半には5-3-2のブロックを作って守備を行っていました。
リードしていたため、守備的な戦術に切り替えて、カウンターから追加点を狙う形です。
チャルハノールのカットからドゥンフリースが右サイドを駆け上がり、ラウタロに惜しいクロスを送るシーンもありました。
ユヴェントスの攻撃をシャットアウト
インテルはユヴェントスの攻撃を完全に封じ込め、決定機も0回に抑えました。
後半に出場したミリクも、アチェルビがしっかりと抑えて、効果的なポストプレイをさせませんでした。
また、相手のキーマンであるディマリアに対しては、危険な位置への侵入を許さず封じ込めることに成功。
さらに、危険なシュートを放っていたコスティッチも、前半に代えてくれたことで助かりました。
結果として、インテルはゲームを完全にコントロールして、勝利することが出来ました。
雑感
インテルがウノゼロで勝利しました。
前半はハイプレスで相手を押し込み、先制点を挙げました。
オナナを使ったビルドアップで、ユヴェントスを押し込むことに成功。
また、ディマリアやキエーザを自由にさせず、主導権を握りました。
後半はブロックを作って中央を固め、カウンターから追加点を狙いました。
1点が遠かったですが、ユヴェントスの攻撃もシャットアウトしています。
ミリクやディマリアの攻撃にも上手く対応しており、決定機を作らせることはありませんでした。
2年連続の決勝進出をしたことで、シモーネのカップ戦における強さが証明されました。
MOMはオナナ
SofaScoreによるMOMは、オナナでした。
ハイボールの処理やミドルシュートのセーブなど、安定した守備を見せていました。
また、ビルドアップの起点にもなっており、ロングボールを10本成功させています。
ボールを持つことに恐れがないため、DFラインも安心してオナナにパスを出すことができます。
次節はラツィオ戦(H)
公式戦2連勝と、調子が上向きになりつつあるインテル。
内容も伴っており、終盤戦に向けて期待が持てる状態になってきました。
次節はリーグ戦に戻り、2位ラツィオとの大一番を迎えます。
2023/4/30(日) PM7:30キックオフです。
CL出場権獲得のためには、絶対に落とせない一戦です。
では!