22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン セリエA 32節 インテル×ラツィオ

公式戦2連勝と、復調の気配を見せているインテル。

今節はCL出場権獲得を争う、2位ラツィオとの大一番を迎えました。

結果は3-1で勝利!!

久々の逆転勝利で、前半戦の借りを返すことに成功しました。

また、この結果を受けて、順位も4位に浮上しています!

ハイライト

マッチレポート

フォーメーション

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




インテルラツィオ
3得点1
61.4%ポゼッション38.6%
25(9)シュート(枠内)9(5)
5ブロックされたシュート3
2コーナー3
6ビッグチャンス1
4GKのセーブ6
621(542)パス(成功数)388(318)
23(9)クロス(成功数)9(3)
17(9)ドリブル(成功数)10(7)
123ボールロスト119
56競り合い勝利45
24タックル17
6インターセプト8
7クリア13
インテル3-1ラツィオ
20'ザッカーニ
30'アンデルソン
ダンブロージオ35'
ドゥンフリース
ダンブロージオ
45'
51'ベシーノ
カタルディ
ラウタロ
コレア
チャルハノール
ムヒタリアン
61'
バストーニ62'
68'ペドロ
インモービレ
ゴセンス
バストーニ
71'
ラウタロ77'
81'マルシッチ
ゴセンス83'
デ・フライ
ゴセンス
86'ペッレグリーニ
マルシッチ
ラッツァーリ
ヒサイ
ラウタロ90'
98'ロマニョーリ

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


試合分析

  • アチェルビの痛恨のミスから失点
  • ドゥンフリース投入後に押し込むことに成功
  • ゴールキックから始まるラツィオの攻撃
  • 終盤の怒涛の攻めで3得点

アチェルビの痛恨のミスから失点

インテルは前半から良い内容でゲームを進め、ラツィオに決定機を作らせることなく、何度かチャンスを作っていました。

ダンブロージオのボール奪取から、ムヒタリアンがゴールを奪うシーンもありましたが、これはオフサイドを取られています。

良い流れでゲームを進めていましたが、30分にアチェルビの痛恨のミスから失点してしまいました。

以降、アチェルビは何度もスリップして不安定なプレーを見せており、インテルの守備陣に不安を与えていました。

ドゥンフリースを投入後に押し込むことに成功

先制点を奪われたインテルは、ボールを保持して攻撃する時間が増えました。

しかし、ラツィオは堅実に中央を固め、ブロックを作ってインテルの攻撃を封じ込めます。そのため、インテルはサイドからのクロスを多用していましたが、有効な攻撃とはなっていませんでした。

そこで、後半開始直後にインテルはドゥンフリースを投入。

彼を高い位置に残し、オナナを使いながらDFラインで回して相手を引き出し、ドゥンフリース目掛けたロングボールで、一気に相手の裏を取る戦術を採用しました。

ドゥンフリースは、ヒサイに対してフィジカルで優位に立つため、競り勝った際のセカンドボールを回収して、攻撃を展開していました。

45分38秒のシーン

ゴールキックから始まるラツィオの攻撃

先制点を奪った後のラツィオは、守備に重心を置き、前線にあまり人を送り込まずに攻撃を行っていました。

特にゴールキックではそれが顕著で、プロベデルがミリンコビッチサビッチやアンデルソンを狙って長いボールを蹴り、競らせた後のボールを回収することで、少ない人数で攻撃を仕掛けていました。

インテルは相手の攻撃を前から潰す姿勢を見せていたため、DFラインとラツィオの前線に残った人数が同数になっていました。

この状況でセカンドボールを回収されると、危険なシーンを作られてしまいます。

57分3秒のラツィオのゴールキック

終盤の怒涛の攻めで3得点

DAZNの放送では、10分近く映像が乱れて同点弾のシーンが見えませんでしたが、ハイライトを見る限り、インテルがスローインを高い位置で奪って、ルカクのポストプレイからラウタロがゴールを決めていました。

2点目は、サイドに開いたルカクが丁寧なクロスを送り、マルシッチの裏を取ったゴセンスがダイレクトでシュートを決めました。

しかし、この際にゴセンスは肩を脱臼しており、1ヶ月程度の離脱が予想されます。

3点目は、ハイプレスからベシーノのバックパスをラウタロが拾ってGKとの1対1を制しました。バレッラの2度追いが功を奏し、ベシーノのミスを誘発しましたね。

雑感

3-1でインテルがラツィオに勝利しました。

前半はアチェルビの痛恨のミスにより、先制点を奪われています。

その後は、インテルがサイドからのクロスを送り続けるも、決定的なシーンは作れず。

細かい繋ぎから危険な位置にボールを運べず、ルカクも前を向いて仕掛けるシーンはありませんでした。

ラツィオはブロックを作ってしっかりと守り、カウンターから追加点を狙っていました。

後半にドゥンフリースが入ってからは、ロングボールからチャンスを作れるようになります。

そして、77分のラウタロの同点弾を皮切りに、ゴセンスのゴールで一気に逆転まで成功。

最後はハイプレスでベシーノのパスミスを誘い、ラウタロが止めの追加点を挙げました。

CL出場権がかかる大一番でしたが、見事にインテルが制しました。

MOMはルカク

WhoScored.comによるMOMは、ルカクでした。

2アシストを記録して、チームの勝利に貢献しています。

同点弾ではポストプレイから得点を演出し、勝ち越しゴールでは、精度の高いクロスを送り、ゴセンスに得点をもたらしました。

前半は目立ったプレーは少なかったものの、後半にはチームを押し上げ、重要な仕事を果たしました。

やはりコレアより、ラウタロの方がルカクとの相性がいいですね。コレアは、球際の弱さを何とかして欲しいです。

次節はヴェローナ戦(A)

公式戦3連勝と、復調してきているインテル。

この流れのまま、CLのミラノダービーに臨みたい所です。

次節はアウェイでヴェローナと対戦します。

2023/5/4(木) AM4:00キックオフです。

しっかりと勝って、4位をキープしたいですね。

では!

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