前節ラツィオに逆転勝利して、4位に浮上したインテル。
今節はヴェローナと対戦しました。
結果は、0-6で圧勝!!
ジェコとラウタロが、それぞれドッピエッタを決めています。
チャルハノールのスーパーミドルも炸裂しました。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
ヴェローナ | インテル | |
---|---|---|
0 | 得点 | 6 |
25.4% | ポゼッション | 74.6% |
7(2) | シュート(枠内) | 20(10) |
2 | ブロックされたシュート | 3 |
2 | コーナー | 7 |
1 | ビッグチャンス | 6 |
5 | GKのセーブ | 2 |
239(162) | パス(成功数) | 712(654) |
12(4) | クロス(成功数) | 20(6) |
10(7) | ドリブル(成功数) | 11(8) |
108 | ボールロスト | 94 |
41 | 競り合い勝利 | 33 |
7 | タックル | 9 |
7 | インターセプト | 4 |
18 | クリア | 10 |
ヴェローナ | 0-6 | インテル |
---|---|---|
31' | ガイチ | |
36' | チャルハノール | |
37' | ジェコ | |
ドゥダ ヴェルディ ドイグ ラゾビッチ | 45' | |
55' | ラウタロ | |
57' | ベッラノーヴァ ダンブロージオ ダルミアン ディマルコ | |
61' | ジェコ | |
コポラ ヒエン | 62' | |
65' | ガルアルディーニ ムヒタリアン ザノッティ ドゥンフリース | |
ジュリッチ ガイチ | 69' | |
78' | アスラニ ブロゾビッチ | |
カバル チェッケリーニ | 82' | |
92' | ジェコ |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- ロングボールからチャンスを作るヴェローナ
- オウンゴールからギアの入ったインテル
- ヴェローナのマンマーク気味のハイプレス
- ポジションチェンジしながらビルドアップするインテル
ロングボールからチャンスを作るヴェローナ
ヴェローナは、降格圏に位置しており、攻撃の際にはロングボールを主体としていました。
GKのモンティポから放たれたロングボールを、長身のアビルゴール(193cm)などの選手が競って回収し、攻撃に繋げていました。
18分には、アビルゴールが競り合ったボールをラゾビッチが拾い、ハーフスペースに走り込んだヴェルディがパスを受けて、シュートチャンスを作り出すシーンもありました。
オウンゴールからギアの入ったインテル
ジェコ、ダンブロージオ、デ・フライのシュートが、それぞれモンティポの好セーブに遭い、不穏な空気が流れ始めていました。
しかし、31分にショートコーナーからディマルコが送ったクロスが、ガイチのクリアミスによりオウンゴールを誘発します。
そこから、追加点を奪うためにプレッシャーをかけ、36分と37分に立て続けにゴールを決めました。
左右に揺さぶって中央を空けた所で、チャルハノールのスーパーミドルが炸裂。
直後のキックオフでも、ムヒタリアンがタメゼからボールを奪って、ラウタロに繋ぎ、ラストパスをジェコに送って、確実に流し込んで3点目を奪いました。
ヴェローナのマンマーク気味のハイプレス
3失点後のヴェローナは、守備時にハイプレスをかける戦術に変更しました。
各選手は自分が担当するマークを決める、マンマークによるプレスです。
しかし、この状況を逆手にとったインテルは、ハンダノビッチを使いながらプレスを躱して、ビルドアップを行っていました。
ポジションチェンジしながらビルドアップするインテル
ヴェローナのマンマーク気味のハイプレスに対して、インテルはポジションチェンジしながらビルドアップを行っていました。
前述の通りハンダノビッチを使って、11対10でビルドアップを行い、前進する形です。
この戦術にヴェローナはかなり混乱しており、プレスがハマらないことで、60分過ぎからプレスをかけるのを諦めていました。
余裕を持ったインテルは、51分にラウタロのループ、61分にジェコ、終了間際にラウタロがゴールを奪い、0-6で完勝しました。
雑感
インテル対ヴェローナの一戦は、0-6でインテルが圧勝を収めました。
最初の1点目はオウンゴールで先制し、その後はチャルハノールのスーパーミドルやジェコの冷静なゴールなど、見事なプレーで3点を追加。
失点後にヴェローナがハイプレスをかけてきましたが、インテルはハンダノビッチを上手く使って攻撃を展開していました。
4点目は、チェッケリーニのパスミスをブロゾビッチが奪って、ラウタロにパス。冷静にループシュートを決めました。
ハイプレスがハマらないヴェローナは、徐々にトーンダウン。その間に、インテルが5点目を追加しました。カウンターからアチェルビが運んで、ジェコにパスして、カットインからシュートを決めています。
ザノッティやベッラノーヴァ、アスラニ等の若手を起用しながら、ボールを支配してゲームを進めました。
ラストプレイでラウタロがダメ押しのゴールを決め、0-6の圧勝で試合を締めくくりました。
得失点差も大幅に改善され、次のローマ戦に向けて勢いをつけることができました。
MOMはラウタロ
WhoScored.comによるMOMは、ラウタロでした。
2ゴール1アシストを記録して、圧勝に貢献しています。
リーグでは19ゴールとなり、得点ランキングトップの21ゴールを決めているオシムヘンを射程に捉えています。
とうとう、ラウタロの得点王が見られるかもしれません。
この試合では、守備も献身的に行い、ゴール前でも冷静にシュートを沈めていました。
次節はローマ戦(A)
0-6の圧勝で、リーグ戦も3連勝となり単独4位をキープしています。
次節はCL出場権を争う、ローマと対戦します。
2023/5/7(日) AM1:00キックオフです。
ラツィオに続いて、ローマにも前半戦の借りを返したいですね。
では!