22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン セリエA 34節 ローマ×インテル

リーグ戦3連勝で、好調を維持するインテル。

今節は、CL出場権の獲得を争う、ローマと対戦しました。

結果は、0-2で勝利!!

CL出場権獲得に、大きく近づきました!

リーグ戦は残り4試合ですが、全勝したいですね。

ハイライト

マッチレポート

フォーメーション

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




ローマインテル
0得点2
48%ポゼッション52%
15(3)シュート(枠内)10(4)
5ブロックされたシュート3
12コーナー5
1ビッグチャンス2
2GKのセーブ3
455(387)パス(成功数)462(396)
29(9)クロス(成功数)11(2)
18(11)ドリブル(成功数)15(10)
127ボールロスト107
51競り合い勝利42
13タックル18
10インターセプト6
9クリア24
ローマ0-2インテル
マンチーニ27'
33'ディマルコ
ペッレグリーニ58'
60'ベッラノーヴァ
ドゥンフリース
ラウタロ
コレア
65'ラウタロ
ディバラ
ボベ
71'ムヒタリアン
チャルハノール
デ・フライ
ディマルコ
74'ルカク
エイブラハム
ベロッティ
75'
スピナッツォーラ77'
82'ガリアルディーニ
バレッラ
84'ガリアルディーニ
ピシッリ
カマラ
タヒロビッチ
マティッチ
ミッソーリ
ザレフスキ
94'

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


試合分析

  • ローマのプレスとインテルが狙いたいスペース
  • オナナを使った攻撃で先制点
  • ローマのハイプレス
  • ルカクの貴重な追加点

ローマのプレスとインテルが狙いたいスペース


ローマ対インテルの試合は、フォーメーション的にはほぼミラーゲームとなりました。

ただ、ローマの2トップは縦関係になっており、トップ下のペッレグリーニがブロゾビッチのマークを担当します。

そのため、ダルミアンとバストーニの両CBが持った時には、中盤のカマラとボベがプレスをかける必要がありました。

しかし、その2人がプレスに行くとボランチのマティッチの脇が空く状態になります。インテルはそのスペースを狙って、攻撃を仕掛けるシーンもありました。

40分23秒のシーン

オナナを使った攻撃で先制点

両チームとも決定機は少なかったですが、インテルが33分に先制に成功しました。

オナナがボールを持った時にバレッラが下がって、ペッレグリーニを引きつけて、ブロゾビッチへのマークを解放します。

ブロゾビッチがオナナからのパスを引き出してドリブルで運び、スピナッツォーラがダルミアンへのパスを警戒した一瞬の隙をついて、ドゥンフリースにスルーパスを送ります。

ドゥンフリースは完全に裏を取り、グラウンダーのクロスを送って、ファーでフリーになったディマルコが押し込みました。

最終ラインから繋いだ、綺麗なゴールでした。

32分40秒のディマルコの先制点

ローマのハイプレス

ローマはハイプレスを仕掛けて、同点弾を狙っていました。

インテルはなかなか自陣から抜け出すことができず、出口となるはずのルカクもクリスタンテのマークに苦しんでいました。

ローマは裏を狙った選手にロングボールを送ってゴール前に迫り、また、ザレフスキとスピナッツォーラに仕掛けさせてチャンスを作ります。

結局12回のコーナーキックのチャンスを作られましたが、インテルはしっかりと守り抜きました。

ルカクの貴重な追加点

ローマのハイプレスに苦しみながらも、インテルは74分に2点目を挙げて勝利を決定的にしました。

DFラインでのパス回しの中で、バストーニがルカクに向けたロングパスを送ります。

一旦はイバニェスにカットされるも、ラウタロがショートパスをカット。すぐに、ルカクにボールを送り、GKとの1対1を冷静に沈めました。

雑感

ローマ対インテルの一戦は、0-2でインテルが勝利を収めました。

両チームともにチャンスは少なかったですが、インテルが決定力の高さを見せました。

先制点は、オナナから始まって、ブロゾビッチからドゥンフリースにスルーパス。クロスをディマルコが決めました。

その後は、ローマがハイプレスをかけてきたため、インテルが苦戦を強いられます。

ルカクを出口にして、プレスを回避したかったのですが、クリスタンテの守備に苦戦していました。

ローマはサイドの選手が仕掛けたり、裏へのボールを狙ったりするなど、積極的な攻めを見せました。CKを多く獲得していましたが、インテルがしっかりと守り抜いています。

ローマの圧力に耐えたインテルは、バストーニのロングボールから相手のパスミスを誘い、ルカクが追加点を挙げました。

その後も、ローマの攻撃に耐えて0-2で勝利を収めています。

MOMはアチェルビ

WhoScored.comによるMOMは、アチェルビでした。

ベロッティのマークを担当して、彼にほとんど仕事をさせませんでした。

ポストプレイもしっかりと潰していましたし、ベロッティのシュートも0本に抑えています。

出色の出来で、クリーンシートに貢献。

機を見た上がりでも、攻撃のチャンスを作っていました。

次節はミラノダービー(A)

公式戦5連勝と、完全に復調したインテル。

次は、いよいよCLの準決勝で、ミラノダービーを行います。

2023/5/11(木) AM4:00キックオフです。

CL制覇を目指して、まずは先勝したいですね。

では!

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