22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン CL準決勝 1stレグ ミラン×インテル

公式戦5連勝と、完全に調子を取り戻したインテル。

今回は3冠以来となる、CLの準決勝1stレグを戦いました。

同じ街のライバル、ミランとの一戦です。

結果は、0-2で勝利!!

開始早々の2ゴールを守りきって、ミラノダービーに先勝しました。

ハイライト

マッチレポート

フォーメーション

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




ミランインテル
0得点2
57.3%ポゼッション42.7%
13(2)シュート(枠内)16(5)
2ブロックされたシュート5
2コーナー3
1ビッグチャンス2
3GKのセーブ2
470(394)パス(成功数)350(270)
18(5)クロス(成功数)10(4)
23(14)ドリブル(成功数)14(10)
132ボールロスト125
58競り合い勝利56
14タックル19
8インターセプト7
8クリア22
ミラン0-2インテル
8'ジェコ
11'ムヒタリアン
メシアス
ベナセル
17'
クルニッチ46'ムヒタリアン
チャウ
ケア
オリギ
サーレマーカース
59'
62'ブロゾビッチ
ムヒタリアン
トモリ64'
70'ルカク
ジェコ
デ・フライ
ディマルコ
78'コレア
ラウタロ
ガリアルディーニ
チャルハノール
カルル
カラブリア
ポベガ
ディアス
82'

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


試合分析

  • インテルの序盤の猛攻
  • ジェコを中心とした攻撃
  • 押し込まれた時間を耐えるインテル
  • ルカクとデ・フライの投入で陣地を回復

インテルの序盤の猛攻

緊張感高まる試合の中、インテルが早い時間に先制しました。

コーナーキックから、アチェルビとドゥンフリースがそれぞれ相手DFを引っ張り、カラブリアと1対1になったジェコが、左足で上手く合わせてゴールを奪いました。

そして、すぐに追加点を奪います。メニャンがジルーに合わせたロングフィードのこぼれ球を、バレッラが拾って、すぐにディマルコの裏のスペースにボールを出します。

ディマルコがマイナス気味にクロスを送り、ラウタロがスルーして、受けたムヒタリアンがPA内に入り、冷静にシュートを沈めました。

早々に2点を奪ったことで、インテルは有利に試合を進めることに成功しています。

10分16秒のムヒタリアンの追加点

ジェコを中心とした攻撃

インテルはミランにハイプレスをかけられた際、多くの場合ロングボールをジェコに送っていました。

ジェコの周囲に、味方選手を多く配置してセカンドボールを回収するやり方です。

一方、ミランも同様にジルーを中心として、同じやり方をしていましたが、前線と後ろの距離が遠く、攻守にチグハグな状況が生じていました。

23分53秒のシーン

押し込まれた時間を耐えるインテル

後半が始まってしばらくは、ミランのプレッシングによって、インテルは自陣に押し込まれる展開が続きます。

ジェコへのロングボールも、周囲のサポートが不十分だったため、セカンドボールの回収が難しくなっていました。

しかし、メシアスの決定的なチャンスやトナリのポストを叩くシュートなど、危険な攻撃が続いたものの、インテルは何とか凌いでいました。

ルカクとデ・フライの投入で陣地を回復

ミランに押し込まれる展開が続きましたが、シモーネは70分にルカクとデ・フライを投入して陣地の回復を狙います。

ダルミアンがサーレマーカースやオリギにドリブル突破される場面が目立っていたため、そこにデ・フライを投入して守備を強化。

また、攻撃でも個の力で時間を作ることができるルカクを投入し、相手のDFラインを押し下げることに成功しました。

これにより、インテルはDFラインを押し上げることができ、ボールを握れるようになりました。

雑感

インテルは0-2でミランに勝利し、まずは1stレグを制しました。

試合開始早々、コーナーキックから先制点を決め、続いてムヒタリアンが追加点を奪います。

さらに、チャルハノールがミドルシュートでポストを叩くなど、インテルは前半を完全にコントロールしていました。ジェコを中心とした攻撃を行い、ミランに後ろ向きでの対応を余儀なくさせていました。

後半は、ミランの圧力により自陣に押し込まれる展開が続きます。

前半ほどチャンスを作れず、ジェコの周りに人数を置けなくなったことで、セカンドボールの回収も厳しくなっていました。

しかし、インテルは2回程あったピンチを防ぎます。

特に、ダルミアンがドリブル突破されることが多かったため、途中からデ・フライを投入して守備を強化。また、ルカクの投入により前線で時間を稼げるようになりました。

結局、0-2で試合を終えインテルが先勝し、次の試合に向けて有利な状況を作ることができました。

MOMはムヒタリアン

UEFA公式のMOMはムヒタリアンでした。

追加点となる2点目を、冷静に決めています。

危険な位置への侵入や、相手の攻撃を事前に摘む守備など素晴らしいプレイでした。

タックル4回は、ラウタロの5回に次いで2位の数字です。

次節はサッスオーロ戦(H)

素晴らしい戦いを見せて、CL決勝進出に向けて前進しました。

次はリーグ戦に戻りますが、来シーズンのCL出場権獲得のためにも、1試合も落とせません。

次節は、難敵サッスオーロと対戦します。

2023/5/14(日) AM3:45キックオフです。

しっかりと勝って、CLの2ndレグにも弾みをつけたいです。

では!

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