公式戦6連勝と、破竹の勢いを見せるインテル、
CL準決勝1stレグのミラノダービーでは、0-2で先勝することができました。
今節はリーグ戦で、難敵サッスオーロをホームに迎えました。
結果は、4-2で勝利!!
ルカクの2ゴールで、打ち合いを制しています。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
インテル | サッスオーロ | |
---|---|---|
4 | 得点 | 2 |
50.7% | ポゼッション | 49.3% |
11(3) | シュート(枠内) | 16(5) |
3 | ブロックされたシュート | 3 |
1 | コーナー | 5 |
2 | ビッグチャンス | 4 |
3 | GKのセーブ | 0 |
507(445) | パス(成功数) | 471(415) |
8(4) | クロス(成功数) | 27(10) |
10(3) | ドリブル(成功数) | 15(11) |
99 | ボールロスト | 104 |
25 | 競り合い勝利 | 45 |
9 | タックル | 19 |
7 | インターセプト | 6 |
12 | クリア | 5 |
インテル | 4-2 | サッスオーロ |
---|---|---|
30' | デフレル | |
ルカク | 41' | |
42' | ルアン | |
ラウタロ コレア | 45' | |
ルアン | 55' | |
57' | ピナモンティ デフレル バイラミ ロリエンテ | |
ラウタロ | 58' | |
ゴセンス ディマルコ アスラニ ムヒタリアン | 61' | |
63' | エンリケ | |
64' | フェラーリ ルアン | |
66' | エンリケ | |
デ・フライ | 70' | |
バストーニ デ・フライ | 73' | |
76' | ゾルテア トルヤン トルストベット エンリケ | |
77' | フラッテージ | |
ダルミアン ベッラノーヴァ | 79' | |
ブロゾビッチ | 84' | |
ルカク | 89' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- サッスオーロのプレスに苦しむインテル
- ルカクの圧巻のゴール
- ベラルディを中心とした攻撃で追い上げ
- 最後に止めのルカク
サッスオーロのプレスに苦しむインテル
インテルは前半、サッスオーロの積極的なプレスに、苦戦を強いられました。
インテルの3-5-2に対して、サッスオーロは4-3-3となるため、噛み合わせ的には全員がプレスにハメられる状態となります。
インテルは、サイドにボールを逃しながらビルドアップを行うものの、出口が見つからずにボールを回収されるシーンが目立ちました。
特に、WBのベッラノーヴァが追い込まれた時に、シンプルにルカクに出さず、中にドリブルするため、手詰まりになることもありました。
また、サッスオーロの中盤のフラッテージとエンリケの飛び出しに付いていけず、何度かピンチも招いています。
ルカクの圧巻のゴール
14分には、ディマルコのパスを受けたコレアがゴールを決めたものの、オフサイドで取り消しとなるシーンがありました。
それ以外に、インテルは良い形でチャンスを作ることができず、失点の危機すら漂っていました。
しかし、前半終了間際にルカクが見事なゴールを決めます。
ダンブロージオがボールを持った時、ガリアルディーニがサイドに動いてパスコースを作り、ルカクに縦パスが通ります。
ルカクが背中でルアンを押し込む間に、コレアが斜めの動きでエルリッツを引きつけます。
コレアが空けたスペースにボールを落とし、ルカクは反転してから強烈なミドルシュートを突き刺し、会場を沸かせました。
ベラルディを中心とした攻撃で追い上げ
後半に入り、ベッラノーヴァのクロスがルアンに当たってオウンゴールとなり、インテルは2点目を奪いました。
その後、ラウタロのシュートが再びルアンに当たってゴールとなり、3-0とリードを広げます。
しかし、その後に2失点を喫し、差を詰められました。
PA手前で溜めを作ったベラルディのクロスから、PA内に入ったエンリケに頭で合わせられて、1点を返されます。
そして、左サイドでトルストベットがドリブル突破してロジェリオに渡し、クロスをフラッテージに頭で合わせられ、2点目を奪われました。
ベラルディがPA付近で持った時に、不用意に飛び込めず、また守備に人数を割くため、他の選手がフリーになってしまうという問題が生じていました。
最後に止めのルカク
サッスオーロに2点を返されて、嫌なムードになりましたが、試合終了間際にインテルが止めを刺すことに成功しました。
ブロゾビッチがゴセンスとのワンツーで相手のプレスを回避し、ゴール前まで運びます。
ガリアルディーニが外に開き、エルリッツを引きつけ、フリーになったルカクにスルーパス。角度がなかったものの、サイドネットにシュートを決めました。
雑感
4-2で、インテルがサッスオーロに勝利しました。
前半はサッスオーロに押し込まれ、ボールを前に運べませんでした。
右サイドも機能不全に陥り、ルカクまでボールが届かず、主導権を握れない時間が続きます。
いつ、失点してもおかしくない状況でしたが、前半終了間際にルカクがダンブロージオの縦パスを受けて、強烈なミドルシュートを突き刺しました。
後半に入り、ラウタロを投入したことで、ボールが前線で収まるようになります。また、積極的にルカクを狙って、相手のDFラインを押し下げていました。
そして、CKの流れからベッラノーヴァのクロスがオウンゴール。
続けて、ラウタロがカットインして放った左足のシュートが、ルアンに当たってゴールとなりました。
その後は、インテルがブロックを作って、サッスオーロにボールを持たせるも、2点を返されてしまいます。
しかし、終了間際にルカクのゴールで止めを刺しました。ゴセンスとのワンツーで抜けたブロゾビッチがルカクにラストパスを送り、しっかりと決めきりました。
途中ヒヤッとしたものの、結果的に撃ち合いを制して、インテルが公式戦7連勝を記録しています。
MOMはルカク
WhoScored.comによるMOMは、ルカクでした。
2ゴールを決めて、勝利に貢献しています。
前線で溜めを作って、味方が上がる時間を確保していました。
ルアン相手に優位に試合を進め、空中戦勝利数も3回を記録。
最近のルカクの活躍であれば、来シーズンのレンタル延長もして欲しいですね。
次戦はミラノダービー(H)
難敵サッスオーロを4-2で破り、CL出場権獲得に大きく近づいたインテル。
次戦はCL準決勝2ndレグで、ミランをホームに迎えます。
2023/5/17(水) AM4:00キックオフです。
0-2のリードを活かして、決勝進出を果たしたいですね。
では!