22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン セリエA 36節 ナポリ×インテル

CL準決勝のミラノダービーを制し、13年ぶりに決勝進出を決めたインテル。

今回はリーグ戦に戻り、スクデット獲得を決めているナポリと対戦しました。

結果は3-1で敗戦...

ガリアルディーニの退場が響き、公式戦9試合ぶりの敗戦となりました。

ハイライト

マッチレポート

フォーメーション

試合データ

WhoScored.comSofaScoreより引用しています。




ナポリインテル
3得点1
70.4%ポゼッション29.6%
22(9)シュート(枠内)6(2)
5ブロックされたシュート2
4コーナー1
2ビッグチャンス1
0GKのセーブ6
842(781)パス(成功数)344(283)
14(3)クロス(成功数)10(4)
27(13)ドリブル(成功数)11(6)
106ボールロスト95
51競り合い勝利41
14タックル20
5インターセプト12
9クリア13
ナポリ3-1インテル
19'ガリアルディーニ
41'ガリアルディーニ
58'ブロゾビッチ
バレッラ
アチェルビ
バストーニ
エルマス64'
アンギサ67'
シメオネ
オシムヘン
ラスパドーリ
エルマス
69'
ジェズス
キム
74'ディマルコ
コレア
ドゥンフリース
ベッラノーヴァ
80'ラウタロ
ゴセンス
82'ルカク
ガエターノ
ジエリンスキ
ポリターノ
クヴァラツヘリア
83'
ディロレンツォ85'
ガエターノ94'

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


試合分析

  • 押し込まれる展開と出口になれない2トップ
  • ガリアルディーニが愚行により退場
  • ひたすら耐えるも失点
  • 同点直後に失点

押し込まれる展開と出口になれない2トップ

インテルは大幅なターンオーバーを敢行し、ルカクとバレッラに攻撃を一任するようなスタメンで挑みました。

案の定、試合はナポリに押し込まれる展開となります。

インテルはカウンターを狙うも、ルカクがキム・ミンジェに対して優位に立てず、前線でタメを作ることができませんでした。

コレアも狭いスペースでボールを受けるものの、そこからの展開がなく、攻撃の流れを作れません。

2トップが攻撃の出口になれないことで、インテルはナポリの攻撃に耐える時間が続きました。

19分23秒のシーン

ガリアルディーニが愚行により退場

19分にガリアルディーニは無駄なファウルから、イエローカードを提示されていました。

しかし、その後も危険なスライディングを繰り返し、あわや退場という場面が続きます。

しばらくは耐えていたものの、41分に再び危険なスライディングを仕掛け、2枚目のイエローカードを受けて退場となりました。

ガリアルディーニは中盤の主力を休ませるという役割を果たせず、チームを苦しい状況に追い込んでしまいます。

耐える時間が長くなりそうな展開で、インテルは1人少ない状態での戦いを強いられることになりました。

ひたすら耐えるも失点

1人少ないインテルは、引き分けを狙いながら守備に集中していました。

オナナのセーブもあり、なんとか耐えていましたが、67分に失点してしまいます。

アンギサの突破をダンブロージオが防ぎますが、オナナに渡したパスが短くなり、クリアが小さくなります。

2次攻撃を受け、エルマスの突破により、DFラインがゴール前まで押し下げられ、アンギサがバイタルエリアでフリーになります。

ジエリンスキからアンギサにパスを出され、ボレーシュートを決められてしまいました。

66分7秒のアンギサのゴール

同点直後に失点

インテルは同点を目指すために、80分にラウタロを投入しました。

すると、すぐにゴールが生まれます。

ラウタロのクロスがこぼれ、拾ったディマルコが再びクロスを送りました。ファン・ジェズスの裏を取ったルカクが、右足で押し込んで同点に追いつきました。

しかし、喜びもつかの間、すぐに勝ち越しゴールを許してしまいます。

ラウタロとアスラニの間で受けたディロレンツォが、カットインして左足でミドルシュート。ゴール左隅に決められてしまいました。

さらに終盤には、ガエターノにダメ押しのゴールを決められて、万事休すです。

雑感

インテルが3-1で敗戦しました。

ガリアルディーニの退場が試合を壊してしまった形です。

前半はナポリに押し込まれ、出口が見つからずカウンターに出れない状況が続きました。

そんな中、ガリアルディーニが2度の軽率なファウルを犯し、41分に退場。更に厳しい状況に立たされました。

しかし、前半は何とか耐え抜いて0-0で終えます。

後半に入り、インテルはコレアを下げて5-3-1でブロックを作り耐えていました。

中央を固めて相手の攻撃を防いでいましたが、サイド攻撃を繰り返されて、徐々に中央が空いてきます。

そして、67分にバイタルエリアでフリーになったアンギサに、ボレーシュートを決められてしまいました。

その後、インテルはラウタロやディマルコを投入して攻撃に転じます。

84分には高い位置でボールを奪い、ディマルコのクロスをルカクが押し込んで同点に追いつきました。

しかし、すぐにディロレンツォにミドルシュートを決められてしまいます。

さらにはディマルコのパスミスから、ガエターノに3点目を許してしまいました。

久しぶりの敗戦となり、悔しい思いが残ります。

次のアタランタ戦が、CL出場権獲得に向けて山場となりそうです。

MOMはディロレンツォ

WhoScored.comによるMOMは、ディロレンツォでした。

チーム2点目となるゴールを決めています。

タッチ数112回、キーパス3本はゲームを通じて2位の数字でした。

敵ながら逆足でのミドルシュートは、綺麗な弾道でした。

SBであのシュートを蹴れるのは、相手にとって非常に脅威となります。

次戦はフィオレンティーナ

公式戦9試合ぶりの敗戦となりました。

しかし、今節のスタメンを見ても、次のコッパ・イタリア決勝に備えていた事がわかります。

決勝の相手はフィオレンティーナです。

2023/5/25(木) AM4:00キックオフです。

勝って2冠を確定させたいですね。

では!

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