22-23シーズン マッチレポート

22-23シーズン コッパ・イタリア決勝 フィオレンティーナ×インテル

前節、大幅なターンオーバーを敢行し、ナポリに不覚を取ったインテル。

今回はコッパ・イタリアの決勝で、フィオレンティーナと対戦しました。

結果は1-2で勝利!!

ラウタロが2ゴールを決めて、インテルを勝利に導いてくれました。

ハイライト

マッチレポート

フォーメーション

試合データ

SofaScoreより引用しています。




フィオレンティーナインテル
1得点2
51%ポゼッション49%
19(6)シュート(枠内)11(4)
3ブロックされたシュート2
8コーナー4
3ビッグチャンス2
2GKのセーブ5
434(346)パス(成功数)425(336)
21(8)クロス(成功数)8(2)
16(7)ドリブル(成功数)13(6)
139ボールロスト126
49競り合い勝利64
11タックル17
8インターセプト7
14クリア25
フィオレンティーナ1-2インテル
ゴンザレス3'
29'ラウタロ
37'ラウタロ
53'バストーニ
マルティネス54'
58'ルカク
ジェコ
デ・フライ
バストーニ
マンドラゴラ
カストロビッリ
ソッティル
イコネ
60'
68'ゴセンス
ディマルコ
ヨビッチ
アムラバト
ラニエリ
マルティネス
70'
テルジッチ
ドド
82'
83'ガリアルディーニ
チャルハノール
コレア
ラウタロ
ゴンザレス90'

アイコンの説明

ゴール
イエローカード
投入

オウンゴール
レッドカード
交代


試合分析

  • 序盤に失点をするも落ち着いていたインテル
  • ラウタロの2ゴールで逆転
  • 主導権を握るインテル
  • 最後に立ちはだかるハンダノビッチ

序盤に失点をするも落ち着いていたインテル

開始3分で、インテルは早々に失点してしまいます。

縦パスをカットされた後に、イコネに展開を許し、ファーへのクロスをでゴンザレスにフリーで合わせられました。

しかし、失点後もインテルは冷静にゲームを進めていました。

フィオレンティーナのハイプレスに対して、DFラインが手薄になることを見抜き、ロングボールからチャンスを作り出します。

24分には、ロングボールを収めたラウタロがジェコにスルーパスを送り、GKと1対1となる場面を作り出しました。

しかし、このチャンスは決めきることができませんでした。

23分36秒のジェコの決定機に繋がったシーン

ラウタロの2ゴールで逆転

冷静にゲームを進めるインテルは、29分に同点に追いつきました。

ディマルコの裏抜けによって生まれた、相手のDFラインのギャップをついたラウタロが、ブロゾビッチからのスルーパスを受けて、GKとの1対1を冷静に制しました。

さらに、37分には追加点を奪います。

自陣での素早いFKのリスタートから、下がったラウタロがボールを受け、右サイドに抜け出したチャルハノールにパスを送りました。

クロスはクリアされるも、バレッラがそのボールを回収して、再びクロスを入れます。そこにラウタロが見事なボレーシュートで合わせ、ゴールを決めました。

28分3秒のラウタロの同点弾

主導権を握るインテル

逆転に成功したインテルは、その後も主導権を握りながら試合を進めていました。

フィオレンティーナのハイプレスを巧みにかわしながら、チャンスを生み出します。

特にアチェルビの立ち位置が特徴的で、ブロゾビッチよりも前でボールを受け、最終的にゴール前に入るシーンもありました。

41分41秒のシーン

最後に立ちはだかるハンダノビッチ

後半のインテルは守備に重点を置き、ブロックを作って堅守を築いていました。

58分には、ルカクを投入して、カウンターから追加点を狙います。

その結果、フィオレンティーナにボールを支配される時間が続き、インテルは守備の時間が長くなっていきました。

さらに、試合終盤に近づくにつれて、インテルの守備の重心が下がっていき、相手にPA内でシュートを打たれるシーンも増え始めます。

79分にはボナベントゥーラのスルーパスから、ヨビッチに1対1となる決定機を作られますが、ハンダノビッチがしっかりとセーブしました。

雑感

インテルが、1-2で逆転勝利を収めました。

早い時間に先制を許しましたが、前半の内にラウタロの2ゴールで逆転に成功。

インテルは先制された後も、冷静さを保ちながらゲームを進めていました。

特にラウタロはボールを上手く収め、前線でプレーを組み立てる役割を果たしていました。

前半はゲームをコントロールし、リードを保って終了します。

後半はフィオレンティーナに押し込まれる時間帯が続きました。

インテルは守備ブロックを形成し、カウンターから追加点を狙いました。さらに、58分にルカクを投入してカウンターの威力を高めます。

ルカクの突破から、ゴセンスの決定機に繋がるシーンもありました。

終盤には、インテルが守備の重心をさらに下げたことで、 数回にわたりヨビッチに決定機を作られましたが、ハンダノビッチのセーブで失点を防ぎました。

最後まで守りきり、インテルが1-2で勝利を収めています。

MOMはラウタロ

SofaScoreによるMOMは、ラウタロでした。

2ゴールを決めて、逆転勝利に大きく貢献しています。

前線でのポストプレイも効果的で、高い位置で時間を作りながら、攻撃を組み立てていました。

前線からのプレス、攻撃の組み立て、フィニッシュワークとゲームに大きな影響を与えていました。

CL決勝でも、ディエゴ・ミリートのような活躍を期待しています。

次節はアタランタ戦(H)

コッパ・イタリアのトロフィーを獲得し、国内二冠を達成したインテル。

次節はリーグ戦に戻り、CL出場権を争うアタランタと対戦します。

2023/5/28(日) AM3:45キックオフです。

ドロー以上でCL出場権獲得が決まるため、ここで確定させたいですね。

では!

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