前節、大幅なターンオーバーを敢行し、ナポリに不覚を取ったインテル。
今回はコッパ・イタリアの決勝で、フィオレンティーナと対戦しました。
結果は1-2で勝利!!
ラウタロが2ゴールを決めて、インテルを勝利に導いてくれました。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
SofaScoreより引用しています。
フィオレンティーナ | インテル | |
---|---|---|
1 | 得点 | 2 |
51% | ポゼッション | 49% |
19(6) | シュート(枠内) | 11(4) |
3 | ブロックされたシュート | 2 |
8 | コーナー | 4 |
3 | ビッグチャンス | 2 |
2 | GKのセーブ | 5 |
434(346) | パス(成功数) | 425(336) |
21(8) | クロス(成功数) | 8(2) |
16(7) | ドリブル(成功数) | 13(6) |
139 | ボールロスト | 126 |
49 | 競り合い勝利 | 64 |
11 | タックル | 17 |
8 | インターセプト | 7 |
14 | クリア | 25 |
フィオレンティーナ | 1-2 | インテル |
---|---|---|
ゴンザレス | 3' | |
29' | ラウタロ | |
37' | ラウタロ | |
53' | バストーニ | |
マルティネス | 54' | |
58' | ルカク ジェコ デ・フライ バストーニ | |
マンドラゴラ カストロビッリ ソッティル イコネ | 60' | |
68' | ゴセンス ディマルコ | |
ヨビッチ アムラバト ラニエリ マルティネス | 70' | |
テルジッチ ドド | 82' | |
83' | ガリアルディーニ チャルハノール コレア ラウタロ | |
ゴンザレス | 90' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- 序盤に失点をするも落ち着いていたインテル
- ラウタロの2ゴールで逆転
- 主導権を握るインテル
- 最後に立ちはだかるハンダノビッチ
序盤に失点をするも落ち着いていたインテル
開始3分で、インテルは早々に失点してしまいます。
縦パスをカットされた後に、イコネに展開を許し、ファーへのクロスをでゴンザレスにフリーで合わせられました。
しかし、失点後もインテルは冷静にゲームを進めていました。
フィオレンティーナのハイプレスに対して、DFラインが手薄になることを見抜き、ロングボールからチャンスを作り出します。
24分には、ロングボールを収めたラウタロがジェコにスルーパスを送り、GKと1対1となる場面を作り出しました。
しかし、このチャンスは決めきることができませんでした。
ラウタロの2ゴールで逆転
冷静にゲームを進めるインテルは、29分に同点に追いつきました。
ディマルコの裏抜けによって生まれた、相手のDFラインのギャップをついたラウタロが、ブロゾビッチからのスルーパスを受けて、GKとの1対1を冷静に制しました。
さらに、37分には追加点を奪います。
自陣での素早いFKのリスタートから、下がったラウタロがボールを受け、右サイドに抜け出したチャルハノールにパスを送りました。
クロスはクリアされるも、バレッラがそのボールを回収して、再びクロスを入れます。そこにラウタロが見事なボレーシュートで合わせ、ゴールを決めました。
主導権を握るインテル
逆転に成功したインテルは、その後も主導権を握りながら試合を進めていました。
フィオレンティーナのハイプレスを巧みにかわしながら、チャンスを生み出します。
特にアチェルビの立ち位置が特徴的で、ブロゾビッチよりも前でボールを受け、最終的にゴール前に入るシーンもありました。
最後に立ちはだかるハンダノビッチ
後半のインテルは守備に重点を置き、ブロックを作って堅守を築いていました。
58分には、ルカクを投入して、カウンターから追加点を狙います。
その結果、フィオレンティーナにボールを支配される時間が続き、インテルは守備の時間が長くなっていきました。
さらに、試合終盤に近づくにつれて、インテルの守備の重心が下がっていき、相手にPA内でシュートを打たれるシーンも増え始めます。
79分にはボナベントゥーラのスルーパスから、ヨビッチに1対1となる決定機を作られますが、ハンダノビッチがしっかりとセーブしました。
雑感
インテルが、1-2で逆転勝利を収めました。
早い時間に先制を許しましたが、前半の内にラウタロの2ゴールで逆転に成功。
インテルは先制された後も、冷静さを保ちながらゲームを進めていました。
特にラウタロはボールを上手く収め、前線でプレーを組み立てる役割を果たしていました。
前半はゲームをコントロールし、リードを保って終了します。
後半はフィオレンティーナに押し込まれる時間帯が続きました。
インテルは守備ブロックを形成し、カウンターから追加点を狙いました。さらに、58分にルカクを投入してカウンターの威力を高めます。
ルカクの突破から、ゴセンスの決定機に繋がるシーンもありました。
終盤には、インテルが守備の重心をさらに下げたことで、 数回にわたりヨビッチに決定機を作られましたが、ハンダノビッチのセーブで失点を防ぎました。
最後まで守りきり、インテルが1-2で勝利を収めています。
MOMはラウタロ
SofaScoreによるMOMは、ラウタロでした。
2ゴールを決めて、逆転勝利に大きく貢献しています。
前線でのポストプレイも効果的で、高い位置で時間を作りながら、攻撃を組み立てていました。
前線からのプレス、攻撃の組み立て、フィニッシュワークとゲームに大きな影響を与えていました。
CL決勝でも、ディエゴ・ミリートのような活躍を期待しています。
次節はアタランタ戦(H)
コッパ・イタリアのトロフィーを獲得し、国内二冠を達成したインテル。
次節はリーグ戦に戻り、CL出場権を争うアタランタと対戦します。
2023/5/28(日) AM3:45キックオフです。
ドロー以上でCL出場権獲得が決まるため、ここで確定させたいですね。
では!