前節アタランタに勝利して、来シーズンのCL出場権を獲得したインテル。
CL決勝前、最後の公式戦となる最終節は、トリノと対戦しました。
結果は、0-1で勝利!!
ハンダノビッチ、コルダツのビッグセーブもあり、ウノゼロで勝利しました。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
トリノ | インテル | |
---|---|---|
0 | 得点 | 1 |
40.6% | ポゼッション | 59.4% |
17(5) | シュート(枠内) | 14(4) |
4 | ブロックされたシュート | 2 |
6 | コーナー | 4 |
2 | ビッグチャンス | 0 |
4 | GKのセーブ | 5 |
377(311) | パス(成功数) | 576(502) |
23(5) | クロス(成功数) | 14(6) |
11(5) | ドリブル(成功数) | 5(2) |
112 | ボールロスト | 102 |
25 | 競り合い勝利 | 29 |
5 | タックル | 11 |
9 | インターセプト | 8 |
11 | クリア | 17 |
トリノ | 0-1 | インテル |
---|---|---|
37' | ブロゾビッチ | |
50' | チャルハノール | |
55' | バレッラ チャルハノール ジェコ ラウタロ | |
アイナ ボイボダ カラモー ロドリゲス | 57' | |
シンゴ | 58' | |
66' | コルダツ ハンダノビッチ アチェルビ バストーニ | |
68' | ゴセンス | |
リネッティ リッチ | 69' | |
74' | ベッラノーヴァ ゴセンス | |
セック シンゴ ペッレグリ イリッチ | 81' |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- トリノのマンツーマンディフェンス
- ルカクのポストプレイ
- 超攻撃的なトリノ
- ベテランGK2人のビッグセーブ
トリノのマンツーマンディフェンス
ユリッチ監督のトリノは、マンツーマンディフェンスで、守備を行っていました。
高い位置からプレスをかけ、ショートカウンターからゴールを狙う戦術です。
アタランタ戦と同様に、フォーメーションの組み合わせにより、インテルの中盤には1人フリーマンが生まれます。
今回はチャルハノールが余るため、左CBのロドリゲスが彼のマークを担当していました。
ルカクのポストプレイ
トリノのマンツーマンディフェンスに対抗するため、インテルは、ハンダノビッチを利用してプレスを回避する場面が多く見られました。
特にルカクに向けたロングボールが多く、ボンジョルノと一対一で勝負させるシーンが目立ちました。
ボンジョルノはルカクを抑えるのにかなり苦戦していたため、かなり有効な手段となり、31分にはルカクが一人でシュートまで持っていくシーンもありました。
超攻撃的なトリノ
1点を追うトリノは、後半に攻撃的なフォーメーションに変更していました。
後方に2枚だけ残す2-4-4のようなフォーメーションにして、リスク覚悟で得点を狙います。
特に元インテルのカラモーは、ドリブルでの仕掛けや裏へのランニング等、インテルの守備陣に対して脅威となる存在でした。
ベテランGK2人のビッグセーブ
トリノの攻撃的なフォーメーションにより、インテルは何度か決定的なピンチを迎えました。
59分のカラモーのシュートは、ハンダノビッチが片手でセーブ。
その後、65分にコルダツが交代でピッチに入ります。
そして、71分にサナブリアがゴール正面から放ったシュートを、コルダツが弾いてピンチを脱しました。
ベテランGK2人のビッグセーブにより、クリーンシートでの勝利を達成しました。
雑感
インテルが0-1で勝利しました。
トリノはマンツーマンディフェンスを採用して、ハイプレスから得点を狙っていました。
しかし、インテルはハンダノビッチを使ったビルドアップでプレスを回避。
自陣でパスを回して、チャンスとなればルカクにロングボールを送って、ボンジョルノと勝負させていました。
先制点は、ブロゾビッチの左足でのミドルシュートです。ルカクが右サイドで3人を引きつけて、バイタルエリアに入ったブロゾビッチにパスした所から生まれたゴールでした。
後半に入ると、トリノが攻撃的な姿勢を強めてきます。
カラモーを中心に、ブロックを作るインテルに対して、揺さぶりをかけてきました。
終盤には2-4-4のようなフォーメーションで攻められて、インテルはかなり押し込まれましたが、ハンダノビッチやコルダツの素晴らしいセーブによって失点を防ぎました。
インテルもカウンターからいくつかのチャンスを作りましたが、追加点は奪えず。
しかし、守り抜いて0-1で勝利しました。
MOMはブロゾビッチ
WhoScored.comによるMOMは、ブロゾビッチでした。
前半戦に続き、トリノ戦で決勝ゴールを記録しています。
左足で見事なミドルシュートを決めましたが、そんな武器を持っているとは知りませんでした。
タッチ数は78回、パス成功数は61回と、ゲーム全体で最も高い数字を叩き出しています。
次はマンチェスター・シティ戦
セリエAも全コンペティションが終わり、インテルは3位でシーズンを終えました。
次は、いよいよCL決勝でマンチェスター・シティと対戦します。
2023/6/11(日) AM4:00キックオフです。
すでに緊張していますが、勝ってシーズンを締めくくりたいですね。
では!