長い代表ウィークが明け、セリエAのリーグ戦が再開しました。
今節は、ユリッチ監督が率いるトリノと対戦しました。
結果は、0-3で勝利!!
シモーネの交代策がハマり、流れを引き寄せました。
ハイライト
マッチレポート
フォーメーション
試合データ
WhoScored.com・SofaScoreより引用しています。
トリノ | インテル | |
---|---|---|
0 | 得点 | 3 |
46.2% | ポゼッション | 53.8% |
7(3) | シュート(枠内) | 14(4) |
2 | ブロックされたシュート | 4 |
2 | コーナー | 4 |
1 | ビッグチャンス | 3 |
1 | GKのセーブ | 3 |
382(319) | パス(成功数) | 456(383) |
24(5) | クロス(成功数) | 11(5) |
11(8) | ドリブル(成功数) | 9(2) |
117 | ボールロスト | 112 |
38 | 競り合い勝利 | 46 |
14 | タックル | 13 |
5 | インターセプト | 6 |
10 | クリア | 19 |
トリノ | 0-3 | インテル |
---|---|---|
48' | バレッラ | |
サゾノフ スフールス | 51' | |
57' | ドゥンフリース パヴァール カルロス・アウグスト ディマルコ フラッテージ バレッラ | |
59' | テュラム | |
67' | ラウタロ | |
ギネイティス セック サナブリア ペッレグリ | 74' | |
リネッティ | 80' | |
82' | クラーセン ラウタロ | |
イリッチ ラザロ ボイボダ リネッティ | 86' | |
92' | ビセック ダルミアン | |
95' | チャルハノール | |
96' | カルロス・アウグスト |
アイコンの説明
ゴール
イエローカード
投入
オウンゴール
レッドカード
交代
試合分析
- トリノの守備戦術
- ハイプレスに苦しむインテル
- DFラインの前が空いてしまう問題
- スフールスの交代
- シモーネの交代策
- 追加点を決めてゲームセット
トリノの守備戦術
トリノは基本的に、マンツーマンディフェンスで守備を行っていました。
ボール保持時は3-4-2-1ですが、ボール非保持の時はラザロが3トップの一角に入り4-3-3でプレスをかけます。
左肩上がりになりラザロがパヴァール、リネッティがバレッラ、ブラシッチがチャルハノール、リッチがムヒタリアンをマークしていました。
ハイプレスに苦しむインテル
前半のインテルは、トリノのハイプレスに苦しんでいました。
自陣でボールを奪った後にショートパスで繋ごうとした所を奪われて、ショートカウンターを受けていました。
34分33秒のセックの決定機は、ゾマーのセーブに助けられています。
DFラインの前が空いてしまう問題
トリノが低い位置でボールを保持した時に、インテルは前線からプレスをかけます。
ただ、その時に5バックの前にスペースが生まれてしまい、フリーの選手に使われるシーンが何回かありました。
左CBのリカルド・ロドリゲスにバレッラがプレスをかけることでリネッティが空き、そこにチャルハノールが釣られることでスペースが生まれていました。
スフールスの交代
51分にスフールスが怪我で下がり、サゾノフが投入されました。
ちなみにこの時ファウルをしていないバレッラがイエローを貰ったのは、抗議したからでしょうか?
守備で存在感を放っていたスフールスが下がり、代わりに入ったサゾノフが試合に入りきれていなかったことで、インテルにチャンスが生まれるようになりました。
ラウタロやテュラムの2トップが、サゾノフに対して優位に立てていました。
シモーネの交代策
チャンスと見たシモーネは57分にドゥンフリース、フラッテージ、カルロス・アウグストを投入しました。
すると、59分に先制点が生まれます。
ドゥンフリースが右サイドでキープして、マイナスで空いたテュラムがクロスを流し込みました。
厳しい見方をすると、ドゥンフリースに展開する前にラウタロがキープした所で、サゾノフが潰しきれなかったのが先制点の要因です。
追加点を決めてゲームセット
先制点を奪った直後は、インテルが優位に試合を進めていました。
67分にはフラッテージが獲得したCKから、アチェルビがニアで逸したボールをラウタロが押し込んで追加点。
ボローニャ戦のゴールもそうでしたが、CKをニアでアチェルビがフリックするパターンが効果的です。
94分にはトリノが間延びした状態で、ムヒタリアンがロングボールに抜け出して後ろから倒されてPKを獲得。
そのPKをチャルハノールがしっかりと決めて、0-3でインテルが勝ちました。
MOMはチャルハノール
WhoScored.comによるMOMは、チャルハノールでした。
終盤にはPKを決めており、1点目と2点目の起点にもなっています。
タッチ数72回、キーパス3本はゲームを通じて1位、パス本数45本は2位の数字でした。
守備時に相手に釣られて、DFラインの前を空けるシーンがあったのが気になりましたが、チームの問題でもあります。
次節はザルツブルク戦(H)
代表ウィーク明けで、勝利を取り戻したインテル。
次は、CLでザルツブルクと対戦します。
2023/10/24(火) 25:45キックオフです。
過密日程が続くので、怪我には気をつけて欲しいですね。
では!