信じられないようなテクニックと見事な連携による技を、
フランチェスコ・モリエーロが1997年12月30日、スイスのヌーシャテルで行われたUEFAカップ1回戦の
ザマックス対インテル戦で見せた。
15,000人の観客の前で行われ、インテルが2-0とリードしていたので、
ルイジ・シモーニのチームにとってはリラックスして楽しむ機会だった。
前半26分、右サイドのサルトールがガンツとパス交換をし、
強烈なクロスを上げた。ボールはペナルティエリアをほとんど横切った。
反対側、ゴールの反対側に、モリエーロがわずかにゴールから外れていた。
ボールが来るのを見て、背番号17のモリエーロは後退し、姿勢を変え、
勢いをつけて非常に高いボールを完璧なオーバーヘッドキックで打ち、
反対側のポストとクロスバーの交点に決めた。
それは素晴らしいゴールで、完璧なテクニックを使ったものだった。
繰り返し何度も画面で見たいようなゴールだった。
27年経った今でも、ファンやクラブの歴史に鮮やかに刻まれている素晴らしいオーバーヘッドキックだ。
引用元 : 30 settembre 1997: la storica rovesciata di Francesco Moriero