エヴァリスト・ベッカロッシがリベロ紙にインタビューに応じ、スペルコッパ（イタリア版スーパーカップ）についても語った。
ベッカロッシ、明日の試合をどう見ていますか？ スペルコッパを賭けたダービーですね。
「テレビで観ます。でも実際に出場できたら最高です」
インテルは優勢ですよね。
「紙の上ではね。一発勝負では何でも起こり得るし、特にサン・シーロの雰囲気とはほど遠いリヤドの砂漠でダービーをやるわけだから」
正直言うと、戦力に差はないように思えますが。
「それだけは違いますね。今のインテルは圧倒的です。証拠がありますよ。アチェルビのような重要なレギュラーが欠けても、ほとんど影響がありません。どのポジションにも2人選手がいるんです」
それは誰の功績ですか？
「インザーギとクラブですよ」
インザーギがこのインテルの強さの秘密なんですか？
「シモーネは過小評価されていますよ。2年前は酷評されていましたが、彼は勝利に理想的な環境を作ったんです。チームは素晴らしい2024年を過ごしました」
この数年、インテルの活躍を楽しんでいますか？
「とてもね。コンテと一緒にスクデットを獲り、その後2度目の星、それからコッパ・イタリアとスーパーカップも。そして今度は2025年を最高の形でスタートできる可能性があります」
優れたチームは優れたクラブに支えられているものだとおっしゃっていました。
「その通りです。ジャンが経営していた後は芳しくない状態だった財務状況が、マロッタと他の役員によってどうにか維持されていることが、このインテルの秘密です」
明日の決定的な選手は誰ですか？
「ラウタロかな。ゴールは決めていませんが、チームのためにプレーしています。それでも彼はいつでも勝負を決める能力を持っていますし、すでに他の決勝でも決めています」
そしてピッチ上の象徴は？
「中盤全体ですね。バレッラが中心です」
では、ミランは今年最初のターニングポイントにどう臨みますか？
「ユベントスとの準決勝で逆転勝利して、少し楽になった状態ですね」
コンセイソンが来て、すぐに爪痕を残しましたね。
「3日間のトレーニングで戦術的にチームが変わったとは思えません。新しい監督が来ると、ロッカールームに自然なショックが走りますね。それがあなたを奮い立たせるんです」
でも、このミランは本当にフォーンセカー後の転換点を迎えることができますか？
「まだ分かりません。インテル戦やレアル・マドリーとのマドリード遠征など、素晴らしい試合をすれば、すぐに調子を落とすチームですから」
明日心配な選手は？
「レオンは出場の可否が微妙なので、プリシッチと言いたいところですが、ミランには多くのキーマンがいますよ」
でもユベントス戦ではあまり輝いていませんでした。
「前半はひどかったですが、プリシッチとライツヘーデルスは元気を取り戻していました。結局、試合を台無しにしたのはユベントスです」
ミスが多すぎましたか？
「過去の例と同じように、最終盤で勝ち点を手放しました。本来ならもっとうまく対処できたはずです」
モッタのせいですか？
「彼は独自の戦術的アイデアを持っているようですが、常に苦労しているように見えます。何カ月も経ってもまだ、選手に完全に理解させることができていません。それで致命的ミスを連発しています」
ではアトランタは？ 今回のリヤドでは優勝候補と言われていましたが、準決勝で惨敗しました。説明はありますか？
「アトランタはここ数年、みんなを驚かせていますよ。ガスペリーニはルックマンとデ・ケテラーレにインテル戦でプレーさせておくべきだったという意見にも同意しません。最近のサッカーでは、ターンオーバーは理解できます」
あなたの時代にはなかったですよね。
「そうでしたね、でも私は1世紀前にプレーしていましたからね！」
引用元 : Beccalossi: “Inzaghi sottovalutato, in finale sarà decisivo Lautaro. E Gasperini non…”
