ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルトは、スッドゥ・インター・ナポリについてラファエル・ベニテスにインタビューをした。
ベニテス、インター、ナポリは、どちらの都市にも住んだことがあるので、お互いに争っているようだ... 「どちらもスクデットで優勝できる位置にいるのを見るとうれしいよ。アタランタはまだ巻き返す可能性があるとしても、2強体制になったと言えるだろう。7ポイント差というのは大きいようだけど、大差ではない。ただ、上位2チームは、前に述べたように、何かを持っている」
「ナポリはカップ戦に出場していない」と言われている。ベニテスはこの問題について、さらに広い視野で語っている。
「3日に1試合となると確かに疲れるのは確かだけど、でも、私は試合を訓練の一貫として捉えているし、それだからこそ監督は試合を上手く利用していると思う。コンテのような実績のある監督にとって、チャンピオンズリーグに出場できるのは嬉しいはずだ。彼が悪いわけではない。去年どうなったかは分かっている。だから彼は、今季のスケジュールを最大限に活用しようとしているんだ。たとえ水曜日に試合があっても、やる気を失うことはなく、むしろやる気さえ出てくるだろうし、疲労のリスクを考えるよりも、国際大会を戦う喜びをかみしめているだろう。エネルギーを消耗することは誰も否定できないけど、モチベーションや刺激がさらなる闘志をかき立てることを考える人は少ない」
ベニテスは、このまま争いは続くのか?
「それが可能かどうかは分からないし、中期的には事態が変わるかもしれない。でも、次の2試合で、さらに重要な情報が得られるだろう。ナポリはローマに遠征し、インターはダービーがある。その2週間後、インザーギ率いるナポリはユベントスの本拠地で重要な試合を行い、ナポリはラツィオとのアウェー戦がある。ラツィオは好調で、ヨーロッパでも活躍しており、力があり、すでにナポリを2度破っている。決定的な試合にはならないだろうけど、状況がもっと見えてくるのは確か」
3月初めにナポリ対インター戦がある。
「あの試合でも決着がつかないだろう。シーズンはまだ長く、状況は変わる可能性があるからだ。でも、全体として、ナポリとインターは53ポイントと50ポイントで、1試合消化試合が少ない。条件が整えば、トップに並ぶ可能性がある。そして、どちらのチームも、試合を次々と消化していく」