ジルクゼーが残した功績は重く、ティース・ダリンガはボローニャで地位を確立するのに苦労している。
しかし、ダリンガ本人はコッリエレ・デロ・スポルト紙にこう語っている。「ここでは人々はサッカーのために生きているが、それはプレッシャーではなく、刺激だ。とても気に入っている。人々は僕のゴールを待っていると言っているけれど、前向きな雰囲気で言ってくれている。嬉しいよ」
また、かつてボローニャに所属し、現在はマンチェスター・ユナイテッドに在籍するオランダ人選手のジルクゼーも、セリエAでゴールを決めて才能を十分に発揮するまでに時間がかかった。
「ええ、彼も最初のシーズンは苦戦したと聞きました。僕たちは全く異なる人間だと思いますが、おそらく僕がいま直面している初期の小さな問題のいくつかは彼も経験したものでしょう。それがサッカーです。適応する暇はない。クラブはあなたに多額の金を支払い、人々はあなたがすぐに得点を決めて活躍してくれることを期待し、サポートしてくれます。だから、僕もそうなりたいと思っています。前向きな気持ちでいれば、ボローニャに恩返しができるはずです」
ボローニャの今シーズンの目標は？
「今シーズンは争うべきことがたくさんある。コッパ・イタリア優勝、チャンピオンズリーグでの勝ち進み、セリエAでの上位進出が夢だ。個人レベルでは、ピッチに戻って去年やったようにプレーしたい」
フォワードはゴールを決めることができないときにどのような心境になる？
「それがフォワードのメンタルゲームだ。人々はあなたのゴール数を見ているし、5分だけプレーして得点する時間がない場合でも、人々がまたノーゴールだったと言うのは当然だ。しかし、出場時間や先発した試合を見れば、それほど多くはない。落ち着いていなければいけない。フォワードが得点できないときはあるし、キャリアの中で何度も経験してきたから心配する必要はない。ただ、仕事を続けるだけだ」
憧れのフォワードは？
「ファン・ペルシー、ファン・ニステルローイ、子供の頃から応援していてスタジアムで見ていたフローニンゲンのルイス・スアレスが好きだった。今はテュラムだけど、ルカクも好きだし、ヴラホヴィッチもよく見てる。でも、僕たちを比較できるかどうかは分からない」
対戦してみたいディフェンダーは？
「デ・フライ。代表にいたときは感銘を受けました」
引用元 : Bologna, Dallinga: "Modelli? Da Van Persie a Suarez, ora c'è Thuram. E De Vrij mi ha impressionato"
