インターのリーグ戦が、土曜日の午後6時にカリアリを相手に再開する。
カリアリは11月29日のホームでのヴェローナ戦で勝利した後、4連敗を喫している。ダヴィデ・ニコラ監督率いるカリアリは、1-0で勝利した後、フィオレンティーナとアタランタに同点で敗れ、コッパ・イタリアでユベントスに0-4で敗北し、ベネツィア戦では2-1で再び敗れた。
ただし、リーグ戦ではカリアリは打ちのめされたことはなく、常に苦戦している。ニコラ監督の精神に忠実に、選手たちは必死に戦っている。
戦績は芳しくなく、17試合で3勝のみ。攻撃力は16ゴールとリーグ3番目に低く、レッチェ(11ゴール)、モンツァ(15ゴール)に次ぐ。一方、失点は28ゴールと、レッチェ、パルマ、コモ、ベネツィア、ヴェローナよりも少ない。
カリアリには出場停止者はいないが、レギュラー2名が負傷し出場が危ぶまれる。24日の練習ではルブンボとミーナはチームとは別々に練習していた。ミーナはふくらはぎに問題を抱えているが、出場できる可能性がある。ルブンボは左足首の捻挫で回復に時間がかかっており、過去2試合を欠場している。
負傷者が出たため、ニコラ監督はウィエテスカをルペルトと並んでセンターバックに配し(元ツァッパとアウジェッロは4バックのサイド)、マコンブとアドポがゾルテア、ビオラ、フェリチの中盤トリオの守備をする可能性がある。ピッコリはセンターフォワードで、現在はチームのトップスコアラーで4ゴールを挙げている(2番目のマリンは3ゴールで、カリアリのPKキッカーでもある)。
ニコラ監督はこれまでにインテルと対戦し、引き分けはない。ネラッズーリが9勝、2017年4月にクロトーネを率いていたニコラ監督が1勝を挙げた。ニコラ監督はホームアドバンテージを生かし、ファルシネッリが2ゴールを決め、インテルはダンブロージオが1ゴールを記録した。2024年4月1日に行われた直近の対戦では、インテルがエンポリに2-0で勝利した。
カリアリとインテルの対戦成績は、ネラッズーリが43勝14敗29分けと大きくリードしている。しかし、カリアリはホームでは18勝18敗7分けと健闘しており、敗戦数と引き分け数が同数で、7試合で勝利している。
サン・シーロでの対戦成績は、インテルが25勝11敗7分けとなっている。昨シーズンの直近の対戦では、4月14日のメアッツァでの試合は2-2、前年の8月のカリアリでの試合は、インザーギ率いるインテルが2-0で勝利した。