イタリアのスタジアムにマーシャルプランが必要でないなら、いったい何のために必要なんだろうか。
セリエAリーグ会長のロレンツォ・カジーニは、イタリアのスポーツインフラが受け入れられない状況にあるという自らの見解を改めて表明した。場所は、ボローニャのサンタ・ルチア大学の大講堂で、行われていた全国的なイベント「カルチョ総括:白書」で行われた。
「私はサッカーのことだけを言っているわけではない。イタリアのスポーツ施設の状況はひどい状態だ」とカジーニはカルチョ・エ・フィナンツァに語っている。
「イタリアでは10校の学校にわずか4つのスポーツ施設がある。南部では10校にわずか2つだ。イタリアは、単にリソースの問題だけでなく、官僚主義、手続きの遅さ、困難さゆえに、インフラの整備に慢性的な問題を抱えている。他のヨーロッパ諸国との差は大きい」