インテルがコッパ・クアレンギの第17大会で優勝し、決勝ではボローニャを3-0で下した。
この勝利はインテルのみならず、この大会の開催に貢献するコッパ・クアレンギ委員会にとっても偉業だ。この大会は、フィリップ・フォーデンやマッテオ・ルジェーリなど、才能ある若手を輩出する場としてだけではなく、友情や喜び、リスペクトに満ちた、スポーツマンシップの象徴でもある。共通のテーマは「ユースサッカー」だ。
第17回大会では、レッドブル・ザルツブルクとヘルシンキが国際色を加えた(ヘルシンキは15回目の出場で「忠誠心賞」を受賞)。
決勝はセリエAさながらの好試合となった。大会初出場のボローニャはインテルと互角に渡り合ったが、前半開始早々にテデスコがインテル先制のチャンスを逃す。
しかし、すぐに先制点が生まれる。ブロイナスが左サイドからペナルティエリアに切り込み、左足のシュートがクロスバーに当たりながらゴールに吸い込まれた。その後もインテルが攻勢を続け、ボローニャはリズムを崩して攻撃の糸口をつかめない。
後半、ボローニャは巻き返しを図るが、インテルの堅い守備を崩せない。サレが追加点を挙げてインテルが優勢に立ち、その後も追加点を重ねて3-0で勝利を収めた。
引用元 : Coppa Quarenghi, trionfa l'Inter: Bologna battuto 3-0 in finale