ラジオ局Radioseiのマイクの前で、監督のデリオ・ロッシはインテル相手に惨敗したラツィオについて振り返った。
「インテル戦は、彼らがラツィオという強豪との対戦に臨んでいることを自覚してプレーしていたということだ。そうでなければ、チャンピオンズリーグでターンオーバーなんかしないさ。ラツィオは前半30分は良かったが、その後は試合が一方的になった。我々に示された教訓は、クオリティの差だ。インテルはラツィオより上だった。大きな敗戦の方が、小さな敗戦を繰り返すよりも良い。ラツィオは今や『ビッグクラブ』とみなされている。これは前向きな反省材料だ」
レッチェ対ラツィオ戦について?
「レッチェはインテルと同じような戦い方を試みるだろうが、クオリティは違う。引き付けてカウンターを狙うべきだ。ラツィオはビア・デル・マーレで自分たちのサッカーをして、技術の差を見せつけなければならない。チームのアイデンティティを失わないようにすることが重要だ。バローニ監督自身が選手に相反するメッセージを与えないようにすべきだ」
「バローニは素晴らしい監督であることを証明した。大敗を喫した時には、(監督として)ポジティブな側面を見つけなければならない。2-0でリードして、しかも守備が弱っている状況で守備的に振る舞うよう選手に指示すれば、いつものメッセージとは異なる印象を与える。バローニは試合を評価する必要があるが、その重要性を過大評価しないようにしなければならない。全員がラツィオをビッグクラブとして見るようになっている。このことを認識しなければならない。周囲の見方が変わった。レッチェ戦によって、インテル戦の敗戦を忘れることができる。ファンの態度を強調しておきたい。このような結果でも応援し、歌声を届けてくれるのは容易なことではない。それは私にとって大きな喜びだ。勝利すれば簡単に応援できるが、敗戦時にはそうはいかない。これはチームが成長したことを意味する」
引用元 : Delio Rossi: "L'Inter ha rispettato la Lazio facendo turnover in Champions, ora serve una reazione"