クリスマス前の甘美な苦悩。インテルはコモに苦労したものの、冷静さを失うことはなく、後半の序盤に加速して上手くプレーし、最終的には落ち着いて勝利。アタランタとナポリとの3位争いから脱落しないために必要な3ポイントを獲得した。
イタリア王者にとって、3か月前にダービーで敗戦して以降、素晴らしいパフォーマンスが続いている。すべて勝利で、同点に終わったのはユーベとナポリとの2試合のみ(どちらも無駄なミスが多く悔やまれた)。
シーズン開始時は散漫だったチームも今はなく、インザーギはチャンピオンズリーグで見せていた集中力をセリエAでも発揮させている。
ファブレガスを相手に戦うのは容易ではなく、フォワードにとっては相手がランニエリ率いる新生のローマに2-0で勝利していることがわかるはずだった。
ケガの常連(アチェルビとパバール)、予期せぬ欠場(デフライとダルミアン)、ギリギリでの復帰(バレッラ)など、ネラッズーリは前夜にベストな状態で臨むことができなかった。ここ1か月でびっしりあった試合による精神的な疲労も理解できる。
だからこそカルロス・アウグストとマーカス・トゥラムが決めたこの2-0は非常に価値がある。クリスマスを祝うのにこれ以上ない方法だ。
クリスマスといえば、ここ最近の出来事についてコメントして終わりたい。カルディナーレのコメント(宗教とは無関係)は、昨日の試合前のマロッタによって正当に非難された。インテルの会長は、ミランのディレクターの中傷に適切に答えた。サッカー界の重鎮というより、酒場で話す熱心なサポーターにふさわしい言葉である。
ところで、上品さは水のようなもの。全員がクリスマスツリーに星を2つ飾れるわけではない。
引用元 : Due gol al Como e due stelle sull'albero. Cardinale non frequenti i bar