近年、インテルを支えてきたのは彼らだ。インテルはイタリアを支配し、ヨーロッパの頂点を大陸の強豪チームと争っている。
ダンフリースとディマルコは、インテル史上最高のサイドバックコンビとしてインテルの歴史に名を刻みつつある。この点についてリベロ紙はこう記している。
「2人はネラッズーリ史上、最も得点を量産するディフェンダーコンビになる可能性を秘めている。デンゼル・ダンフリースとフェデリコ・ディマルコは過去4年間、インテルのサイドを文字通り躍動させてきた。5年前、アントニオ・コンテはモロッコ人ハキミを右サイドバックに、移ろいやすいアシュリー・ヤングを左サイドバックに据えて、スクデットをミラノにもたらした。もっともその後、そのポジションにはペリシッチが入ることが多かった。今はあのスクデットの功労者たちを思い出すことはなくなったと言っても過言ではない。特にダンフリースはハキミの存在を消し去った。ダンフリースとディマルコは4年間で、完璧なバランスで合計33ゴールを記録している。オランダ人選手は153試合で16ゴール、イタリア人選手は159試合で17ゴールだ。」
「今やネラッズーリの2人の宝はサッカー選手として円熟の時期を迎え、マイコンやロベルト・カルロスといったインテル史上偉大なるサイドバックと比較され、さらにはザネッティやファケッティのような伝説にさえ比肩されるようになった。ダンフリースとディマルコはすでに、トリプレテを達成したベルゴミとブレーメ、マイコンとキヴのコンビと肩を並べることができる。得点の面では、彼らはその比較に十分耐えられる。9.5試合ごとに1ゴールのペースで、ファケッティ(8.4試合ごと)やロベルト・カルロス(1シーズンで4.8試合ごと)を追っており、マイコン(12.4試合ごと)やブレーメ(12.9試合ごと)はすでに抜いている。」(出典:Il Giornale)
引用元 : Colonne Inter, verso la storia. Dumfries-Dimarco sulle orme dei grandi terzini: i dati