2024年10月9日水曜日、UEFA（欧州サッカー連盟）とECA（欧州クラブ協会）は、2023年9月に最初に署名された覚書（MOU）を2033年7月まで延長しました。
この進展により、UEFAとECAの緊密なパートナーシップがさらに強化されます。これは、男子および女子の大会における統治、スポーツ、商業に関する重要な問題に関する長期的コラボレーションを強化します。
「この更新により、欧州中のクラブは今後も幅広いメリットを得ることが保証され、両組織が欧州サッカーの持続可能な成長をあらゆるレベルで牽引していくという取り組みが再確認されます。」
MOUは現在、2030～2033年のサイクルに拡大され、UEFAとECAの合弁会社であるUEFAクラブコンペティションズSA（UCCSA）が2027～2030年と2030～2033年のサイクルのUEFA男子クラブ大会（UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、UEFAカンファレンスレーグなど）の商業権を管理するマーケティング・販売代理店の任命を進めることが可能になります。
これは、進行中のUEFA女子チャンピオンズリーグや来シーズンにはじまる女子UEFAクラブ大会（新しい大会）の共同管理が、2025～2030年のサイクルと、さらに2033年まで続くことになります。
UEFA会長のアレクサンドル・チェフェリンは、このニュースを歓迎し、次のように述べています。
「ECAとのパートナーシップは、欧州サッカーのピラミッド全体にメリットをもたらす、包括的、持続可能でダイナミックなエコシステムの基盤です。私たちは、UEFAクラブ大会のグローバルな可視性を向上させ、あらゆる地域、あらゆる規模のクラブがピッチ内外の両方で繁栄し続けられるように、ともに取り組んでいます。」
調印式に出席したECA会長のナセル・アル・ケライフィは、次のように述べています。
「ECAとUEFAの間の、パートナーシップを2033年まで延長するこの更新されたMOUは、欧州のすべてのクラブと、欧州サッカーの将来の安定と成長にとって素晴らしいニュースです。MOUは、ガバナンス、代表性、スポーツ、規範、財務、商業に関する問題におけるUEFAとの協力を強化し、あらゆるレベルでこのゲームの継続的な開発と成功を保証します。現在、欧州55か国のあらゆる規模の715を超えるクラブが加盟するECAは、欧州のクラブの唯一の代表機関として、UEFAとの信頼関係を深めることを嬉しく思います。」
