イタリアサッカー界でまたしても人種差別が横行している。
人種差別という社会問題に無関心な一部の人々は、スローガンを叫べば問題解決になると思っている。
ACミラン対カルャリの試合で、ロッソネリのサポーターが差別的なチャントを歌い、クラブ間の試合は悲惨な状況に。また、2部リーグでも似たような状況が発生した。
昨日午後、ブレシア対サンプドリアの試合中、リガモンティで起きた事件では、サンプドリアにレンタル移籍中のインテルMFエベネゼル・アキンサンミロが騒動の渦中に。
ナイジェリア代表MFは冷静さを失い、試合序盤から差別的なハレー声にさらされたために感情を爆発させてしまった。
試合終了後、ブレシアのビゾリ監督はアキンサンミロに対して厳しい言葉を投げかけ、「暴力行為を扇動した」と非難した。一方で、インテルはSNSで20歳のナイジェリア人選手への支持を表明。「世界中の兄弟として、あらゆる差別行為に反対する。エベネゼル、私たちはあなたと共にいる。」※#BUU#兄弟は世界中で団結#人種差別を撲滅するhttps://t.co/m4TSvMAzmo