セバスティアーノ・エスポジトは、来夏のインテルの移籍市場で交渉の対象になるだろうか?
最近の移籍の噂にもかかわらず、黒い蛇( インテル )が関わる取引の駒としてエスポジトが想定されていたわけではない。エスポジトは2002 年生まれ、エスポジト家次男でフォワードだが、実際は状況は違う。セバは移籍を繰り返した後に、もうインテルの選手ではないからだ(詳細はこちら)。説明しよう。
今シーズン、カステランマーレ・ディ・スタービア出身のフォワードは、長年期待されていたレベルにようやく到達した。エンポリでは、セリエA とコッパ・イタリアを合わせて15試合に出場し、7 ゴール、2 アシストを記録した。さらに、統計上表れないようなチャンスも数多く演出した。つまり、セバスティアーノはこれまでにトスカーナで存在感を示しており、まだまだ止まらないことを誓っている。ファブリツィオ・コルシ会長を説得し、シーズン終了後に彼を獲得するのに十分な活躍をした。言い換えると、エンポリには500万ユーロでの買い取り権があり、クラブ残留が確保できた場合は行使する旨をすでにインテルと選手の代理人に伝えている。エンポリがセバを売却した場合、インテルには前述の500万ユーロに加えて、売却額と当初インテルに支払った額の差額の20%が支払われる。簡単に言えば、もしトスカーナ人たちがエスポジトを2000万ユーロで別のチームに売却すれば、インテルには1500万ユーロの20%(計算するとこの架空の状況では300万ユーロ)が支払われることになる。こうした状況では、エスポジトが形式上、インテルの選手であると考えることはあまり意味がない。エンポリは、実際に残留を勝ち取り、買い取り条項を行使するつもりなのだ。