FIFAは10月7日（月）、ビビアナ・スタインハウス＝ウェブを女子審判の新しい責任者に任命した.
元審判であるドイツ出身のスタインハウス＝ウェブは、輝かしい審判キャリアを持っていた. 女子ワールドカップ決勝と女子サッカー五輪決勝で審判を務めた最初の女性となったほか、ブンデスリーガ男子の試合などでも審判を務めた.
警察官でもあるスタインハウス＝ウェブは、1995年にドイツサッカー連盟で審判の資格を取得した. 10年後にはFIFA審判となり、2008年から2021年までに9つのFIFA大会の審判を務めた.
新しい役割では、スタインハウス＝ウェブはFIFA女子大会や教育イニシアチブなど、あらゆるレベルでの女子審判のさらなる発展を監督し、指導することになる. FIFA加盟協会や連盟と協力して行う.
スタインハウス＝ウェブは任命について、「FIFAの一員になることにワクワクしています. 女子審判の着実な成長に貢献できることを楽しみにしています. FIFAは、ゲームの一部として審判を次のレベルに引き上げることに一貫して取り組んでいます. 私の経験を生かし、世界中の女子審判員をサポートできることを光栄に思います」と語った.
FIFA事務総長のマティアス・グラフストリームは、「FIFAは女子サッカーの成長を促進し、提供される巨大な発展の機会を最大限に活用することに尽力しています. 審判は明らかにそのような機会の基本的な部分であり、ビビアナ・スタインハウス＝ウェブのような優れた人物と経験が加わることはこの目的に大きく貢献することになります. 今後、彼女と協力できることを楽しみにしています」と付け加えた.
FIFA審判委員会の会長、ピエルルイジ・コッリーナは、「ゲームのパイオニアとしてビビアナが有する並外れた経験と、現在女子審判員が直面している課題に対する彼女の深い理解は、次世代のエリート女子審判を育成する上で私たちに大いに役立ちます」と述べた.
近年、女子審判では大きな進歩があり、2022年にステファニー・フラパールがFIFAワールドカップ™の試合で審判を務めた最初の女性となったことや、2024年のパリ五輪サッカー大会に男女混合審判団が任命されたことなどが注目に値する.
