クラブワールドカップのグループステージ抽選から24時間あまり。
FIFAは大会の資金確保に奔走を続ける。
経済関係に詳しい新聞The Timesによると、参加クラブ32チームが望んでいた5000万ユーロの参加料は、夢物語に終わる可能性がある。
最新の情報によると、サッカーの最高機関は放映権で約7億6000万ユーロ、パートナーシップとスポンサーシップで11億ユーロを調達しようとしているという。
また、FIFAの要求する金額の高さに世界中の放送局の一部が放映権投資を思いとどまらされているという憶測は、収益に関連する目標をさらに遠ざけることとなる。
こうしたテレビ局の不信感は、FIFAのかつてのマーケティング責任者であるサイモン・トーマス氏がニューヨーク・タイムズ紙に語ったコメントでも裏付けられている。
「市場はこの大会に信頼を寄せていない。長い間、スポンサーや放送局は大会を信じず、開催されることにも懐疑的だった。おそらく、もっと時間をかけてマーケティング計画を立て、クラブが明確なコミットメントを示せば、彼らはもっと早く参加しただろう。しかし、そのようなコミュニケーションは一切なく、短期間で売るのは難しい」
引用元 : FIFA, cercasi fondi per il Mondiale per Club. L'ex resp. commerciale Thomas: "Non c'è fiducia"