ベネツィアはコモ、ユヴェントス、カリャリを相手に好調を維持し、ナポリでもその流れを伸ばしたいと考えている。
また、夏にインテルから加入したセルビア人GKフィリップ・スタンコビッチに期待を寄せている。8月半ばに加わった彼は、長時間交渉を経たのち、アタランタ戦でジェシー・ヨロネンのポジションを奪ったナントとの競争を勝ち抜いて移籍した。
ガゼッタ・デロ・スポルト紙はディ・フランチェスコ監督のチームと、そのパフォーマンスで監督の信頼を得たネラッズーリの守護神についてこう報じている。「スタンコビッチは過去10試合でチームの正GKを務めている」
「日曜日のカリャリ戦では、この生粋のGKがツァッパ、ラパドゥーラ、フェリッチの華麗な4~5回のセーブでニコラのチームが同点に追いつくのを防いだ。また、前半ではミーナのシュートを頭で弾き出した。10試合すべてでゴールを許している(合計18失点)のが唯一の悩みだが、ベネツィアにとってこれは開幕からの問題となっており、12試合連続で失点を喫している」と同紙は伝えている。
「フィリップはインテルから期限付きで移籍しており、ベネツィアは一定の条件が満たされた場合、合意された金額で買い取る権利を有している。例えば、オレンジと緑のチームがセリエAに残留した場合だ。その場合、トリコロールのクラブには将来的な売却によって一定の割合が支払われることになる。スタニコビッチのセービングにより、チームの目標である残留も達成できるかもしれない。彼は明日の午後にはルカクらの前に立ちふさがるだろう」とスポーツ紙は付け加え、クラブによるGKの買い取りの可能性について述べている。(出典:ガゼッタ・デロ・スポルト紙)
引用元 : GdS – Filip Stankovic sempre più decisivo. Il Venezia può riscattarlo