元ナポリ選手のガエターノ・フォンターナが、ラジオ・プント・ゼーロのインタビューで、アントニオ・コンテ率いるチームについて語った。
「このナポリはこれから始動だ」とトゥーット・ナポリが報じた。「コンテ監督が信じられないほどの力をチームにもたらし、真っ先に必要となる行動規範を浸透させるためにやって来た。この数日間で重要な選手たちが集まり、力を合わせてきた。信頼感がある。規範が浸透すれば、戦術や技術的な面も向上するだろう」
「優勝候補になり得るサイクルになるかもしれない。デ・ラウレンティス会長は過去とは異なる姿勢を示した。すべてが今の固い基盤につながっている。デ・ラウレンティス会長は、オシムヘンという選手をチーム外に出すことも辞さないほどの経済力と独立性を示した。チームに均衡をもたらすことが不可欠だ」
「デ・ラウレンティス会長は重要な選手と監督を連れてきて、自分こそが一番信じているという姿勢を示した。ルカク？ コンテ監督はとんでもないことをやった。状況を説明して、単独練習を課したんだ。アスリートにとっては不快なことだろう。この準備期間で、精神面でも準備してベストコンディションで戻ってきた。単独練習をしていたため90分間フルでプレーできるわけではないが、ピッチ上でコンテ監督の働きぶりを存分に発揮していた。今は忍耐強く見守る必要がある。ベストコンディションではない可能性が高い。異なるタイプのサッカーに適応する必要があるからだ。真のルカクを見るのは1か月後になるだろう」
「ラスパドーリ、アンギッサ、メレトに対する不当な批判を耳にしたが、重要なグループであることを忘れてはいけない。選手を評価する前に、時間をかける必要がある。今はチームをまとめていくしかないが、個々の選手で見れば強力なチームだ。昨シーズンと同じレベルの1年を送るのは簡単ではない。1か月後のこのチームを見るのが楽しみだ。ナポリは1週間の単位で練習できるという利点があり、コンテ監督はチームを好調に保つことができるはずだ。上位を狙うナポリ、インテルとの差を縮めてくれたらと期待している」
