1月のマーケットに火をつける旋風
インテルのダビデ・フラッテージは今シーズン中に退団するかもしれない。彼はより多くの出場機会を求めており、それを狙うクラブがいくつもある。
とりわけ注目すべきなのはローマで、フラッテージはそこ出身だ。「コリエレ・デロ・スポルト」によると「フリートキン家が求める移籍金は4500万ユーロ。ただし、交渉可能で、500万ユーロ値下げすればギゾルフィとの取引が成立する」とのことだ。
ローマは移籍を慎重に検討している。まずは20日前、インテルに対して正式な調査を行った。そして現在は、フラッテージの代理人であるジュゼッペ・リーゾと交渉中だ。リーゾは昨日ミラノでギゾルフィと会い、フラッテージだけでなく、順位が下がり7年間の正選手から外れたクリスタンテについて話し合った。クリスタンテは交渉に加わる可能性がある。もしくは、インテルがフラッテージを放出し、6月まで中盤の駒を1つ獲得することを助けるかもしれない。インテルは3月に30歳になる選手を移籍の対価として受け入れることに納得していないが、仮に期限付き移籍であれば応じる可能性がある。
前述の通り、ローマは移籍の可能性を検討しており、インテルに正式なオファーを出す前に状況を把握したいと考えている。唯一考えられるのは、買い取り義務付きのローン移籍だ(ナポリも同様で、2年分割払いで支払う)。冬の間に数百万ユーロを追加し、夏のローマの予算が充実した後、残りの金額を支払う可能性がある。これは、サンダーランドに2400万ユーロで移籍するル・フェ(サンダーランドがプレミアリーグに昇格した場合)や、2026年に契約が切れるペッレグリーニが、ナポリや他の海外クラブとの交渉再開で移籍する可能性がある場合も考えられる。
フラッテージの状況には新たな展開が予想される。市場が閉まるまで20日以上あり、どのようなシナリオも起こり得る。現時点での確実なのは、①フラッテージはより多くの出場機会を求めている、②インテルはローマには応じるがナポリには応じない、③ギゾルフィはこれを利用したい、の4点だ。
引用元 : Frattesi, l’Inter apre alla Roma: novità sulla valutazione. Una sola formula possibile