2024/25シーズンのセリエAはスタンドの成長傾向が続き、1試合あたりの観客平均は31,085人、スタジアムの満員率は92.2％となり、1992/93シーズン以来最高を記録した。これは、昨シーズンの満員率83％に比べても、観客の熱意が再燃していることを示す数字である。
Calcio e Finanzaによると、観客動員率ランキングで首位に立ったのはインテルで、サンシーロで72,301人が観戦。これにミランが71,518人で僅差で続いた。ローマも表彰台に上がり、1試合あたり61,000人以上の観客を記録した。トップ5はナポリ（49,000人）、ラツィオ（44,000人）で構成された。これらのデータはファンの関与を示すだけでなく、スタジアムでの収入にも直接影響し、クラブの収支において重要な項目となっている。
ただし、一部のクラブは特殊な状況の影響を受けている。たとえば、ジェノアはユベントス戦の1試合を無観客で行い、ボローニャとフィオレンティーナは延期になった試合があり、平均値に影響を与えている。
満員率の観点から見ると、ユベントスがスタジアムの約98％を占有して首位に立っている。表彰台にはアタランタ（97.11％）、コモ（97.05％）もランクインしており、インテル（95.48％）、ジェノア（94.99％）が続いている。このデータはスタジアムの収容人数の差を考慮しており、利用可能な座席のほぼすべてを観客で埋められるクラブが評価されている。
引用元 : CF - Serie A 2024/25, crescono gli spettatori sugli spalti: l'Inter domina
