ローマが主導権を握り、ナポリが本気で獲得を検討し、ユベントスも考えている。
インテルはすでにフラッテシの件に嫌気がさしている。いや、過去形にした方がよいかもしれない。嫌気がさしたのだ。
ガゼッタ・デッロ・スポルトは今朝こう書いている。「ネラッズーリはすでに我慢の限界をはるかに超えている」と。
誰もが難しい市場になるとは思っていなかったし、当事者には早めに態度を明確にしておくつもりだった。
動揺のないままシーズンを終えるはずだったが、そうはならなかった。そして、クラブはそれを面白く思っていない。
「問題はなく、今後も問題にはならないだろう。自分は自分の立場を理解しているし、周囲にも強者がたくさんいて、監督は状態のいい選手を選ぶべきというのは十分わかっている」とフラッテシは語っていた。
しかし、どうやら状況は変わったようだ。フラッテシは移籍を求めて幹部に相談したことはない、とガゼッタは説明している。最近の日々でもそうだ。
しかし、代理人のリーゾは積極的に動き、移籍先候補となる複数のクラブと接触し、これはネラッズーリにとってあまり好ましくない方法だった。
そこで、移籍金の値段が設定された。ローマが相手なら4500万ユーロだ。スクデットのライバル候補であるナポリやユベントスの場合は状況が変わる。7000万ユーロとなる。
ガゼッタは「それはフラッテシは売らない、少なくともあなた方には売らないというのと同じだ」と指摘している。
ローマはクリスタンテを移籍金に含めようと考えている。インテルの返答は、フラッテシの交渉は何も引き換えなしに進めなければならないということだ。
クリスタンテは、インテルが別のタイミングで、移籍金の要求を下げるのではなく、一時的にチームの技術的なニーズを埋めるという前提で、レンタルで獲得するかもしれない。
交渉が長引くことはなさそうだ...