ラウタロはゴールを決めなくても重要だ。実際、「ガゼッタ・デロ・スポルト」によると、アタランタ戦後の彼の表情は穏やかで満足感に満ちていたという。彼自身があげた決定機を逃したにも拘わらず、結果には満足していたようだ。つまり、カリャリ戦のゴールは彼にとってプラスに働いた。それまでの彼は、ゴールがなかったせいでイライラし、少しフラストレーションを溜めていたからだ。だが、彼は最終的な結果が最優先であり、たとえ彼がゴールを決めなくても、チームへの貢献は誰の目にも明らかだとよく分かっている。インザーギ監督はその先頭に立っている。彼がこれまで以上にシュートを狙ったという事実は、彼の高いモチベーションの証だ。ゴールは適切な時期に訪れるだろう。「我々に必要なものは冷静さだ。つまり、集団的な執着心とは真逆のものだ。木曜日の試合では、チームメートがあらゆる方法でラウタロにゴールを決めさせようとした。時には決定的なチャンスを迎えていながら、無理にパスを回してラウタロにアシストしようとした。しかし、時として不必要な利他主義はかえって有害になりかねない」とガゼッタ・デロ・スポルト紙は説明する。インザーギ監督はこの点について、チームが午後アル・リヤドの練習場に戻った際に話し合った。古くからラウタロにみられた、相手ゴール前で容赦ないほどのプレーと、今みられるぎこちなさは矛盾していない。変わっていないのはチームへの献身的な姿勢であり、これはシーズン開幕時に設定された新たなポジションによるものだ。ペナルティエリアを制圧する役割は現在トゥラムに任されており、彼は決勝戦では大いに疑問視されている。一方、ラウタロは、昨年スターとして活躍したシーズンよりもトゥラムの背後に配置されるようになった。
引用元 : GdS - Lautaro a secco? C'è una differenza rispetto al passato