イタリア国内だけでなく、ヨーロッパでもトップクラスの成績をおさめた。
本日、ガゼッタ・デロ・スポルトが公開した数値は、今まさに終わりを迎えようとしているネラズーリの魔法のような1年間を物語っている。
このシーズンの記録的な数値は、インテルがスペインとイングランドにおけるビッグチームの代名詞であるレアル・マドリードやリバプールと肩を並べていることを示している。
直近の1年間では、ラ・リーガ(とチャンピオンズリーグ)の王者だけが、セリエAでネラズーリよりも多くのポイントを獲得した。90対89だ。
勝利数については、レアル、インテル(そしてバルセロナ)が肩を並べてトップに立ち、いずれも27勝を記録した。
試合の展開を支配する能力も注目に値する。インザーギ率いるチームは、ペースアップするタイミングとスローダウンするタイミングを常に適切に判断している。
試合の主導権は常にネラズーリの手中にある。
インザーギの下で、インテルはまさにゴール分担制チームとなっている。センターバックであるバストーニがカリャリ戦でゴールを決めたように、全員がゴールを決めている。
ヨーロッパの5大リーグで、これほどまでに民主的なゴール分担をしているチームは他に存在しない。
今シーズンでは、すでに12ゴールをディフェンスラインが記録している。
これは言うまでもなく、ヨーロッパにおける記録であり、数ある記録のうちの1つだ。
ところで、ユベントス戦では原因不明の混乱があったが、ディフェンスは完全に立て直された。
攻撃を抑える「壁」が再び築かれている。sommerはここ5試合で、無失点を記録している。
この記録はネラズーリのの歴史の中で3度目であり、1966-67年以来初めてのことだ。
2024年全体で、セリエAにおけるネラズーリの無失点試合数は19試合に達した。
この記録を超えるためには、マドリードの大いなるレアル、アンチェロッティ率いるチームの、20試合にまで遡る必要がある。
つまり、数字は、インテルがヨーロッパでもトップレベルのチームであることを物語っている。