限界だ。度を越えている。
FIFAプロサッカー選手会(FIFPRO)のアレクサンダー・ビーレフェルトは、AP通信にこう語った。
クラブワールドカップが6月に開催されることでさらに過密になる今シーズンの日程に、選手たちが不満を抱いているのだ。
この状況が、今シーズンを特徴づける数多くの負傷、なかには重傷も含まれるものの基盤となっている。
すでに限界まで追い詰められているにもかかわらず、選手の中にはこの新しい大会が決定打になると主張する者もいる。
ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンのトニー・ストラウドウィック選手は、マンチェスター・ユナイテッドのかつてのパフォーマンス責任者も務めたAP通信の取材に、スポーツ科学や医療の進歩にもかかわらず、負傷が増えていると語った。
「私には、選手が身体的に許容できる範囲と、彼らがさらされている範囲との間に乖離があるように思えます。過去8シーズンで、特に膝の腱の負傷の発生率は増加しています。」
引用元 : I giocatori contro il Mondiale per Club. La FIFPRO: "Siamo al limite, ormai è troppo"