イタリアは前半を優勢に試合を進め、ベルギー相手に2点差をつけていたものの、その後追いつかれ、UEFAネーションズリーグ第3節を引き分けで終えた。
先制したのはイタリアで、開始1分でカステールスがディマルコのシュートを一度は弾いたが、こぼれ球をカンビアッソが押し込んだ。
24分には再びインテルの選手であるディマルコが素晴らしいプレーで観客を魅了。カンビアッソにパスを出し、レテギが追加点を決めた。
しかし38分、ペッレグリーニがテアテに対して不用意なファウルを犯し、退場処分となった。そのためイタリアは数的不利に陥り、スパレッティ監督のチームは苦戦を強いられた。
劣勢の中で、デクイプルに1点を返され、後半にはトロサールに同点ゴールを決められた。
イタリアは、多くのフレッシュな選手を投入して数的不利を覆そうとしたが、決勝点には至らず、3点目のチャンスもフраттесиがベルギーDFに阻まれた。
イタリアとベルギーの試合は2-2で終了。ディマルコは70分間、フраттесиは90分間プレーし、ラスパドーリと交代で退いた。パストーニは最後まで出場。
他のインターナショナルマッチでは、2チームが相手チームにそれぞれ4点を決めて勝利を収めた。フランスはイスラエルに4-1で勝利し、オーストリアはカザフスタンに4-0で勝利。
フランスの勝利は、インテルの選手であるテュラムは出場せず、カマビンガ、ンクンク、グエンドウジ、バルコラによって決められた。イスラエルのガンデルマンが前半に一時的に同点に追いついたが、無意味なゴールとなった。
ラングニック率いるオーストリアも、バウムガルトナー、リンハルト、ザビツァー、サイディのゴールでカザフスタンに4-0で勝利した。
インテルのアルナウトヴィッチは62分にアダムに代わって出場したが、得点は決められなかったが、試合を決定づけるゴールのアシストを提供した。