リスオーネのVARセンターにて、イリアド・イタリアとセリエAリーグのパートナーシップが正式に発表され、イリアド・イタリアの代表取締役であるベネデット・レヴィ氏とセリエAリーグの代表取締役であるルイージ・デ・シエルボ氏が協定書に署名しました。
2024/2025シーズンからイノベーション＆テクノロジパートナーとして発表されていたイリアドは、電話会社の基本的価値観である透明性と明確性を尊重する取り組みを強化し、VAR（ビデオアシスタントレフェリー）システムへの技術サポートを通じてイタリアのサッカーにさらなる革新をもたらします。
会合において、ベネデット・レヴィ氏は次のように述べています。「セリエAリーグをイノベーション＆テクノロジパートナーとして支援することは、より透明性が高く、最先端のサッカーへと絶えず進化することに貢献することです。これは私たちが深く共有し、私たちの日々の行動と提供するサービスを導く価値観です。」
透明性と明確性：イリアドの価値観がサッカーに反映
イリアドはイタリアに進出して以来、明快で透明性のあるアプローチを特徴としており、通信業界に透明な料金と誰もが理解できるシンプルなコミュニケーションをもたらしました。
これらの価値観は、ボールがゴールラインを越えたかどうかを正確に判断するゴールラインテクノロジー（GLT）や、2017年から審判にピッチ上での決定をサポートする有効なツールを提供してきたVAR（ビデオアシスタントレフェリー）システムのサッカーにおける利用との完全な対称性を示しています。
セリエAリーグはこのテクノロジーを世界で最初に導入したリーグであり、2023年には、プレーヤーのトラッキングと三次元再構築を可能にするセミオートメーションオフサイドテクノロジー（S.A.O.T.）を利用できる最初のリーグにもなりました。また、最終ラインのプレーヤーの線を組み込むことで、オフサイドの状況において迅速に判断を下すことができます。
これらのツールは、サッカーにおける最も重要な革新の1つであり、審判の仕事を向上させ、熱心なファンの感情的な体験を向上させるために日々改善されています。この技術の中核は、リスオーネのイリアドインターナショナルブロードキャストセンターにあり、セリエAエニライブの18のスタジアムからのカメラ信号が集まる8つのVARルームがあります。
さらに、2021年7月にオープンしたセリエAリーグのテクノロジーハブは、セリエAエニライブ、コッパイタリアフレッチャロッサ、EAスポーツFCスーパーカップの試合に関するすべてのビデオ、オーディオ、データコンテンツ関連サービスを管理しています。また、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、MENA（中東および北アフリカ）地域におけるコンテンツ配信の中心地です。
「サッカー製品の進化を促進し、審判に困難な任務を遂行する上でますます役立つ高度なツールを提供するためには、革新とインテリジェントな技術ソリューションに継続的に投資する必要があります。」とセリエAリーグの代表取締役、ルイージ・デ・シエルボ氏はコメントしています。「この理由から、イリアドはリスオーネの制作センター開発の理想的なパートナーとして選ばれました。その可能性を最大限に活用し、セリエA製品をサポートする最先端のテクノロジーの導入におけるパイオニアであり続けます。」
人々をつなぎ、情熱の中で団結させる
イリアドは、通信を通して人々をつなぐという目標を持って独自のサービスを開発するために日々取り組んでいます。同様にサッカーは、人々を共有された情熱によって結び付けます。近い将来、同社はユーザー向けの取り組みを発表し、ファンを自分のお気に入りのチームにさらに近づけます。
