過去の戦績は関係ない。インテルとアタランタの最近の対戦成績を引き合いに出されても、シモーネ・インザーギはきっぱりとそう言い切った。
その通り。それまで互角だった両チームの成績は、インザーギ指揮下では大きく傾いた。『コリエレ・デロ・スポルト』紙もそのことを指摘している。「初対戦の2試合が引き分けに終わった後、インザーギ監督はガスペリーニ監督に全く隙を与えなくなった。6戦6勝、直近2試合はなんと4-0で完封勝ちだ。この8月の対戦は、まさにインテルの独壇場だった」
しかし、それから状況は大きく変化した。両チームともリーグ戦の序盤はブレーキをかけたかのように低調だったが、特にアタランタはその後立て直しを図った。精神力やコンディションを整え、チーム編成にも手を加えた結果、一気に快進撃を開始。ナポリだけが食い下がったものの、デ・ローンらアタランタ勢は11連勝2分け、インザーギ率いるインテルも10連勝2分けを記録した。
つまり、両チームともリヤドでの対戦では最高の状態で迎えることになる。手に汗握る、息詰まる好勝負が期待できるだろう。
引用元 : CdS – Inter-Atalanta, ultimi precedenti a senso unico: per Gasp solo le briciole