数時間後、インテルとミランがスーパーカップの決勝で激突する。
インテルは多少の負傷を抱えているが、好調だ。
一方のミランはコンセイソン効果に期待を寄せている。
これまでに2度対戦し、セリエAで13ポイント差をつけていることから、インテルが絶対的に有利と見られている。
誰もがアラブダービーを、インテルに大金をジャラジャラと降らせるスロットマシンとみている。
9回目のイタリア・スーパーカップ優勝を果たし、ユベントスの最多タイトルに並ぶ。
インザーギにとっては4連勝という歴史的な記録であり、インテル監督としての7個目のタイトルとなり、ヘレーラやマンチーニに並ぶことになる。
ラウタロはゴールを決め、ディバラ、デルピエロ、エトーと並ぶ4ゴールに迫っている。
しかし、消化試合など存在せず、インザーギは本領を発揮してジャックポットを獲得しなければならないことを心得ているとガゼッタ・デロ・スポルトは強調している。
「昨日、記者会見でシモーネは明確にそれを語り、インテルをリーグ戦で唯一下したチームはミランであり、デビュー戦で勝利したセルジオ・コンセイソンは強固な布陣を敷くであろうと述べた。
コンセイソン自身も同様の考えを持っており、巧みな戦術的配置とユベントス戦でみせた闘志で、より強い相手に挑む。
同胞のフォンセカに対してリーグ戦で実行したような奇襲は再現不可能だろう。
コンセイソンはユベントス戦の後半の4-2-3-1を継続し、レイヘンダースをトップ下に、2人がハードワークするだろう」
「インテルは単にインテルであろうとする。コンセイソンが抵抗とゲリラ戦に徹するのならば、インザーギはいつも通り、長年ポジションや役割を交換しながら阿吽の呼吸でプレーするバレッラ、チャルハノール、ムヒタリアンらの優れたコンビでゲームをコントロールするだろう。そしていつも通り、主に2つのルートからゴールを狙う。ラウタロが下がってスペースを作り、バレッラ、ムヒタリアン、フラッテージなどが飛び出す。そしてアタランタ戦で相手を粉砕したように、サイドから攻撃を仕掛ける」
(ガゼッタ・デロ・スポルト)
引用元 : Gds – Inter favorita, ma il Milan punta sull’effetto Conceiçao: che gara sarà. Inzaghi sa…
