インテルがローマ、ヤングボーイズ、ユベントスとの試合に向けたローテーションを計画。
ガゼッタ・デロ・スポルトは、代表戦後の試合に向けてシモーネ・インザーギが計画している変更点に注目。
「中盤の選択肢は豊富で、これは素晴らしいことだ。ニコロ・バレッラとダビデ・フラッテージの間で悩めるのは多くの監督が望む贅沢だろう。しかし、インザーギにはこの選択権がある。二人とも代表戦から戻ってきた。土曜日のオリンピック・スタジアムでどちらを選ぶかは難しい判断になる。
スター軍団のインテルでは、バレッラが不動のレギュラーで、チームの魂だ。そして、フラッテージは途中出場で起用されるだろう。
だが、胸に星を掲げるインテルでは、この問題にもう少し慎重に検討する必要がある。インザーギは今年はリーグ戦とチャンピオンズリーグを優先せず、シーズンの前半はこのようなローテーションを活用してきた。
ローマとの試合でナポリを抜くことを考えなければならない。さらに水曜日のヤングボーイズ戦、そして27日（日）にサン・シーロで行われるユベントスとの大一番もある。重要な一連の試合の中で、インザーギは選手起用を決めていく。
バレッラとフラッテージの中盤交代の可能性は十分にあるが、どのようにこの交代が行われるかはまだ分からない。インザーギが最終決定を下すのは直前になるだろう。
バレッラは3試合すべてに出場するだろう。負傷から回復した彼は、代表戦中のアッピアノでのスプリントで回復を目指しており、目標を達成した。しかし、1か月間試合から離れていたことを考えると、彼の起用には注意が必要だ。
フラッテージはインテルでバレッラの後釜として成長しており、代表戦でゴールを記録した。インザーギは彼を慎重に使い、徐々に起用時間を増やしていく可能性がある。バレッラはローマ戦で途中出場し、ヤングボーイズ戦で先発した後、ユベントス戦でも先発に戻るかもしれない。
ターンオーバーはチーム全体に及ぶだろう。中盤の選手を試合ごとに全面的に入れ替えるのは難しい。ジエリンスキが水曜日の試合に間に合えば、ベルンでムヒタリアンを休ませるだろう。さらに、アッスラーニがカランギュリュの代わりにチャンピオンズリーグで先発する可能性がある。ただし、アッスラーニは練習中に負傷したため、コンディションを考慮する必要がある。痛みが続けば、ローマ戦には出場できないだろう。
それ以外は、ローマ戦に臨むインテルのスタメンは、ほぼスクデット優勝時のスタメンと同じになるだろう。パバールとビセックのどちらが出場するかが唯一の懸念点だが、これはこのシーズンの定番だ。
そして、攻撃陣は今のところ序列がはっきりしている。トゥラムとルーテルがセリエAの首位を目指す二人のコンビで、タレミはカップ戦の専門家だ。イラン人選手はマンチェスター戦とツルヴェナ・ズヴェズダ戦（セルビアとの試合でインテルでの初ゴールを記録）の両方で先発しており、ヤングボーイズ戦でも先発出場する可能性が高い。カップ戦でネラッズーリとしての初ゴールを記録し、代表戦でもゴールを記録したアルナウトビッチが共に出場する可能性もある。
インザーギはストライカーの起用についても検討しているが、チャンピオンズリーグについては後に考える。現在はスクデットの争いが最優先事項であり、ラウタロとトゥラムの活躍が鍵を握っている。
引用元 : Inter, Inzaghi studia le rotazioni tra Roma e Champions: ecco i possibili cambi
