まだ2人の選手がデビューしていないので、インテルはシーズン前半に全員デビューさせることになる。シモーネ・インザーギは、インテル対ヴェネツィアの試合でも彼らの起用を検討している。彼らの起用に関しては、「コーリエレ・デロ・スポルト」が次のように報じている。
「ジョセップ・マルティネスとブキャナンはデビューしていない。水曜日にエンポリで行われた試合でパラシオスがインテルデビューを果たしたが、この2人、スペイン人GKとカナダ人MFだけが今シーズン、1分もプレーしていない。明日のヴェネツィア戦が、この2人にとって良い機会になるだろう」
インザーギは、マルティネスに初めてスタメン出場させる夏に、一度休みを与えることを検討しているようだ。最終的な決定は今日、練習を見て下されることになる。現状では、可能性はあるが確実ではない。ジェノアでプレーしていたマルティネスはただのリザーブGKではなく、12月17日に36歳になるゾマーの後継候補でもある。しかもゾマーはシーズン終了時に契約が切れるが、インテルには更新オプションがある。ゾマーは今シーズン、予想より多くのゴールを許しており、マルティネスを起用してインテルのユニフォームを着こなすことに慣れさせるべきだと考えられる。スペイン人GKのマルティネスには1300万ユーロが投じられているが、ゴキーパーとしての能力だけでなく、足元の技術も高く評価されている。
ブキャナンがデビューするのを待たされていたのは、やむを得ないことだった。7月初めにコパ・アメリカで足首を骨折し、約4ヶ月間のリハビリが必要だったのだ。1週間前のユベントス戦では、初めてベンチ入りした。練習中の様子からも、コンディションは良くなってきており、次に必要なのは試合に復帰することだ。インザーギは、カルロス・アウグストが故障で離脱したため、サイドバックの控えが必要になっている。ディマルコは今シーズンのインテルで最高の選手の一人だが、いつも引っ張っていくわけにはいかない。したがって、ヴェネツィア戦ではまたディマルコがスタメンから出場することになると思われる。ただし、試合がうまく運べば、後半にブキャナンが出場する可能性もある。
パラシオスについて話せば、デビュー戦は良い印象を残した。結果は決まっていて数的優位もあったので簡単に試合運びができたのは確かだが、アルゼンチン人は落ち着いていて、その技術の高さを示した。審判が試合終了のホイッスルを吹かなければ、パラシオスはほとんど自由な状態でバスケスにゴールを決めていたと伝えられている。
引用元 : Inter, Martinez più di un’idea in porta: attesa la decisione finale. E occhio a Buchanan