素晴らしいチャンスだ。なぜなら115年の歴史の中で、180回のダービーが行われたが、7連勝を決めたチームは1つもなかったからだ。フィジカル、メンタル、技術の面で同市のライバル、ロッソネリを大きく上回るインテルは、ついに6連勝を記録した。
ガゼッタ・デロ・スポルト紙はこの日曜日のダービー特集で、「ここ最近の対戦では、インテルが圧倒的に有利だ。スーペルコッパ・イタリアーナ、セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグで、インザギ率いるチームはここ数度の対戦でディアボロを苦しめてきた。直近の6試合で両チームが挙げたゴール数を合計すると、インテルの14対2という恐ろしいスコアになる」と記している。
インザギ監督にとっては、破られることのない記録となるだろう。同監督はミラノダービーの監督デビュー戦でライバルたちのプレッシャーに苦しみ、最初の5試合でわずか5ポイントを獲得するにとどまった。デビュー戦での引き分け、ジルーが決めた歴史的な敗北、コッパ・イタリアの0-0、3-0で勝利したセカンドレグ、そしてチャンピオンシップで再び負けた（3-2ミラン）。
その後、風向きが変わった。インテルのダービースーパーランは、リヤドでのスーペルコッパ決勝から始まった。ダービーでトロフィーを獲得し、終始試合を支配して3-0で勝利したのだ。
その後、インテルのサポーターが喜び、ロッソネリのサポーターが屈辱を味わうことになった。ラウタロが挙げたリーグ戦の1-0勝利、チャンピオンズリーグ準決勝での2連勝、9月の5-1の大勝、そして4月にミランに2-1で勝利して優勝を決めたスクデット。インテルの快進撃は止まらず、日曜日にも勝利すれば絶対記録を達成することになる。
ちなみに、1911年から1913年にかけてミランが6連勝を記録しかけており、ロッソネリは1946年から1948年にかけても同様の記録を達成している。しかし、どちらの年もインテルがライバルの7連勝を阻止した。果たしてフォンセカ対インザーギの対戦ではどうなるだろうか？
引用元 : Inter, nei derby ultimi confronti impietosi: e a Inzaghi manca un passo per la storia
