原点回帰。ただし、今回は相手チームとなる。
今日、マルクス・トゥラムは初めてパルマと対戦する。
1997年8月6日に生まれた彼の故郷のチームだ。
その当時、父親のリアンは、前年の夏にイタリアに渡った後、
パルマのチームカラーである黄色と青を纏っていた。
かなり特別な試合となるだろう。
時が経ったとはいえ、トゥラムがまだ少年で、
サッカーが頭になかった頃の思い出は薄れてしまった。
そう語るコリエーレ・デロ・スポルトの記事は、
インテル対パルマでのトゥラムについて書かれている。
「幼少期の過去は、キャリアにおいても役立った。
インテルに馴染むのが早く、短期間で新しいロッカールームに溶け込み、
言語の壁がなかったことだ。それがチームメイトとの関係や、
シモーネ・インザーギの戦術的な要求の実践に役立った」
コリエーレ・デロ・スポルト紙は、フランス人の決定力が向上し、
17試合で10ゴールを決めているとも指摘している。
インザーギ監督は、フィレンツェ戦も含め、常にトゥラムを先発で起用。
もしトゥラムが得点すれば、得点は2桁に乗る。
現在は得点ランキングで2位で、キーンに並び、レテギからは3点差だ。
引用元 : Inter-Parma, ritorno alle origini per Thuram. “Marcus per la prima volta…”