インテルは1月の移籍市場ではペレス、シルヴェッティ、バー、ヴコエといった若手の獲得に積極的だったが、夏に向けては現在の一軍選手を強化することを検討しているようだ。
最近メディアで取りざたされているのは、ラツィオのポルトガル人左サイドバック、ヌーノ・タヴァレスだ。この2000年生まれの選手は今シーズンのセリエAで台頭しつつある逸材。
ラツィオのスポーツディレクター、アンジェロ・ファビアーニは多くのビッグクラブがタヴァレスを含めたラツィオの若手に興味を持っていることを認めた。「イタリアと海外のトップクラブから6、7人の選手に関してオファーがありました。クラブの繁栄のために選手を手放すようなことはしません。0年から3年までのプランがあるのに、重要な選手を放出すべきではないでしょう。ロヴェッラ、デレ=バシル、カステジャノス、タヴァレスに関して打診がありました。ラツィオには市場価値の高い選手がいますが、チームを弱体化させるのではなく、強化するつもりです」
タヴァレスは今夏、アーセナルからレンタル移籍でラツィオに加入し、一定の条件を満たせば買い取り義務が発生する500万ユーロ+400万ユーロのボーナス条項がある。アーセナルには彼の移籍金に対する20%の買取オプションが残っている。これまでに彼が示したパフォーマンス(リーグ戦15試合で8アシスト)を考えれば、ラツィオが買い取り条項を行使するのは当然だろう。インテルの他にも、ユベントスとミランもタヴァレスに関心を持っているとされる。
フィジカルが強く、走力に優れたタヴァレスはインザーギの3-5-2システムに適している。インテルにはすでにディマルコとカルロス・アウグストがいるため、このポジションは充実しているが、強豪クラブであればあらゆる選択肢を検討する必要がある。
引用元 : Il Messaggero – Mercato Inter, nome a sorpresa: sondaggio con la Lazio per Tavares