今晩サン・シーロでジェノアと対戦するインテルには、トゥラムがいない。
トゥラムはユベントス戦で無理をした後、来週のナポリとのビッグマッチに備えて休養する。
ラウタロにチームを引っ張ってもらわなければならない。
アルゼンチン人が決定力を発揮しなければ、インテルがスクデット2連覇を争うことはできない。
トロは過去3シーズン、リーグ戦で20ゴールを超えている。しかし今シーズンは9ゴールで止まっており、前シーズンの同時期より13ゴール少ない。
特に注目すべきデータがある。2024年3月初旬以降、アルゼンチン人はセリエAで10ゴールを決めている。同じ期間にインテルは84ゴールを決めている。
インザーギ監督は他の選手にも得点力を与えることに成功した。
トゥラムとウイングがラウタロの不調を補ってくれたからだ。
しかし、それが今後も続き、インテルが再び三冠王に輝けると思うのは少し楽観的すぎる、とラ・ガゼッタ・デロ・スポルト紙は指摘する。
ラウタロ本人もそれを自覚している。ナポリを追い抜くためには、自分が勢いを増す必要があることを知っている。
一歩ずつ、トロが立て続けにゴールを決め、今シーズンの20ゴールに到達することを願っている。今晩はその第一歩だ。
ラウタロはジェノアに対して、セリエAで90分以上プレーしながらもゴールできなかった唯一のチームと奇妙なことに相性が悪い。
コレアが出場すれば、インテルの戦術と攻撃の構想も変わるはずだ。2人は2年以上も一緒に先発起用されていない。前回は2023年1月23日のことで、もうずいぶん昔だ。インザーギ監督は、かつての感覚を取り戻すことを期待している。
トゥクがピッチに入れば、ラウタロは少し昔のスタイルに戻るだろう。以前よりストライカーとしての役割が強くなり、ゲームを組み立てようとして下がることが少なくなり、ゴールエリア内に多く入ることになるだろう。
引用元 : Inter, tutto ruota intorno a Lautaro. Thuram out, tocca al Toro trascinare. Correa con lui