ユベントスとインテルにとって、2025年の夏は今晩異例の方法で始まる。
合宿やツアーとは無縁で、焦点となるのはFIFA主催のワールドカップ初のクラブ版の組み合わせ抽選だ。6月15日から7月13日までアメリカで開催される。
両クラブは過去5シーズンのチャンピオンズリーグでの成績により、32の出場チームに選ばれた。
各8チーム4グループからなる組み合わせを決めるこのイベントは、イタリア時間の19時(マイアミ時間の13時)に行われる。トーナメント中にファンの皆さんが慣れる時差に合わせての開催だ。中継はDazn、Fifa+、InterTV、ユベントスのソーシャルチャンネルで視聴できる。
ユベントスとインテルはどちらも公式代表団をマイアミに派遣する。ユベントスはフランチェスコ・カルボとステファン・リヒトシュタイナー、インテルはハビエル・サネッティとアレサンドロ・アントネッロが参加する。
2つのイタリアのチームはどちらも第2段階に入れられたが、状況は異なる。
インテルはチェルシー、ボルシア・ドルトムント、ポルトとともに第2段階のヨーロッパの4強に含まれるため、第1段階の南米チームのひとつであるフラメンゴ、パルメイラス、リーベル・プレート、フルミネンセと対戦することになる。
一方、ユベントスはアトレティコ・マドリード、ベンフィカ、ザルツブルクのように、第1段階のヨーロッパビッグクラブと対戦する。可能性のある相手としては、マンチェスター・シティ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、PSGなど、どれも最高レベルのチームだ。
トゥットスポルトによれば、インテルの対戦相手はユベントスの対戦相手より難易度が低い可能性がある。FIFAの規定により、同じ連盟のチームが同じグループに入らないように配慮されるからだ(UEFAは除く。8つのグループに12の代表チームがある)。
この大会は経済面で大きな利益をもたらすだけでなく、組織面での課題も伴う。国際的なカレンダーがますます過密になるにつれて、選手の休暇を管理することは難しくなり、アスリートのニーズには細心の注意を払う必要がある。チャンピオンズリーグのプレーオフを含め、すべての競技の決勝まで進むチームは、1シーズンで69試合もこなす可能性がある。
FIFA会長のジャンニ・インファンティーノは、ワールドカップを4年に1度のイベントとし、世界のトップ32のクラブが集まる世界大会にしたいと考えている。本日行われる抽選会で、ユベントスとインテルはこのグローバルな戦いの最初の詳細を発見し、思い出に残る夏への輪郭を描くことになる。
引用元 : Inter, Zanetti e Antonello in USA per il sorteggio del Mondiale per Club