ローマ-インテルの一つのテーマは、イヴァン・ユリッチとフェデリコ・ディマルコの対決となるだろう。
当時ヴェローナの監督だった現在のローマの監督は、現在インテルで活躍し、国際的にも認められているこの左サイドバックをディマルコを起用して初めてスターの座に押し上げた。
コリエーレ・デッロ・スポルト紙はこう語る。
「4シーズン前、イヴァン・ユリッチは、ヴェローナのチームにいた愛弟子が爆発的に活躍すると予言していた。インテルからレンタルされていた若者で、ユリッチは彼を育て、鍛え上げ、今ではインテルとイタリア代表に貢献している選手だ。2020-2021シーズンの終わりに10位で終えた幸運なシーズンの数週間後、監督はこう言っていた。「ディマルコを手放すのはつらい」」
まず、5ゴール、5アシストを記録し、彼の戦術的配置の要だった選手を失うことを知っていたからだ。また、大幅に成長した選手をただ同然で取り戻すことは、監督にとって決して容易なことではない。
「ユリッチは明日、再びディマルコと対峙することになる。元教え子を抑える方法を模索するために睡眠時間を削っているとしても不思議ではない。なぜならディマルコは、目の前にいる相手、特にゼキ・チェリックにとっては、確かに不眠症を招く存在だからだ。チェリックは、インテルのこの左サイドバックの疾走を阻止するために重要な役割を担っている。ユリッチの信頼する選手で、リーグ戦とヨーロッパリーグの全試合に出場しているこのトルコ人ディフェンダーは、ディマルコをマークしてパスを断ち、攻撃に参加することを防ぐために指名されている。
「ユリッチは、ディマルコを止めるためにチェリックに期待を寄せている。なぜなら反対側のサイドにはアンヘリーニョ（「私の新しいディマルコ…」と監督は言っている）がいて、ディバラ、ドフビク、ペッレグリーニの攻撃トリオを支えるために危険を生み出し、サポートをするからだ。だからこそ、ディマルコのサイドにアルゼンチン人がいるため、ディフェンス時のスペースを埋める選手が1人少なくなることを考えると、クロアチアの監督は、中盤の右サイドにマヌ・コネを配置してチェリックと一緒にディマルコを抑え、マンチーニがサイドに離れてトルコ人にマークを手伝う場合には後ろに戻す可能性が高い。」
引用元 : Roma-Inter, Juric ritrova Dimarco: pronta una gabbia per fermare il suo pupillo
